八十八夜

国・地域: 日本

立春を起算日(1日目)として88日目(立春の87日後の日)にあたる雑節のひとつ。5月1日が八十八夜となるのは、2021年以降では閏年および平年のうち立春が2月3日となる年(年を4で割った余りが1となる年)である。

立春から数えて88日目にあたる、農作業や茶摘みの目安とされる伝統的な雑節です。
立春を1日目として数えて88日目にあたる雑節の一つ。 茶摘みの適期とされ、「八十八夜の別れ霜」による霜害回避の目安とされる。 江戸時代から俳句や民謡の題材として詠まれてきた。 農作業の指標として米作や茶摘みで重要視され、健康祈願の行事も行われる。 毎年日付が変動するため、5月1日になるのは特定年に限られる。 茶農家やお茶好きにとって特別な日として親しまれている。
八十八夜 日本 立春 雑節 閏年 平年 2月3日

すずらんの日

日頃お世話になっている人へスズランの花を贈る日。フランスを中心にすずらんの日と呼ばれている。

5月1日にすずらんを贈り幸福や感謝を伝える、フランス発祥の習慣です。
フランス発祥で、5月1日にすずらんを贈り合い幸福や感謝を伝える風習。 花言葉は「幸福の再来」「純粋」で、贈ると幸運が訪れるとされる。 宮廷文化が広まり、現在は家族や友人、大切な人に贈る習慣になっている。 パリをはじめ各地で露店やマーケットが立ち並び、花市の風情を楽しめる。 ガーデニング愛好家や花好きの間でも特別なイベントが行われる。
スズラン フランス

水俣病啓発の日

国・地域: 日本

1956年のこの日に、熊本県水俣市の保健所へ市内のチッソ附属病院から「原因不明の奇病」の報告があり、これが水俣病が広く知られるきっかけとなった。50年目の2006年に記念日が制定された。

水俣病発見を契機に公害・環境問題への理解を深めるための啓発日です。
1956年5月1日に熊本県水俣市で原因不明の奇病が報告され、水俣病が世間に知られるきっかけとなった。 2006年に50周年を機に被害の実態や公害問題への理解を深めるために制定。 水俣病被害者や地域住民の証言集会や写真展が全国で開催される。 環境保護と企業責任を考えるシンポジウムやワークショップが行われる。 学校教育や学術フォーラムで公害史の教材として取り上げられる。 被害の教訓から持続可能な社会づくりの意識を高める日と位置付けられている。
日本 1956年 熊本県 水俣市 チッソ 水俣病 2006年