05月01日
概要
祝日・記念日
メーデー
毎年5月1日に労働者の団結と権利を讃える国際的な記念日です。
八十八夜
立春を起算日(1日目)として88日目(立春の87日後の日)にあたる雑節のひとつ。5月1日が八十八夜となるのは、2021年以降では閏年および平年のうち立春が2月3日となる年(年を4で割った余りが1となる年)である。
立春から数えて88日目にあたる、農作業や茶摘みの目安とされる伝統的な雑節です。
緑茶の日
日本茶業中央会が制定。八十八夜にちなむものであるが、八十八夜は年によって日が変わるので、平年は5月2日、閏年は5月1日に固定して実施している。
日本茶の普及と魅力発信を目的に制定された、緑茶を楽しむための記念日です。
憲法記念日
1979年のこの日に、アメリカによる信託統治下のマーシャル諸島で憲法を制定し、自治政府が発足したことを記念。
マーシャル諸島で憲法制定と自治政府発足を祝う国民の祝日です。
すずらんの日
日頃お世話になっている人へスズランの花を贈る日。フランスを中心にすずらんの日と呼ばれている。
5月1日にすずらんを贈り幸福や感謝を伝える、フランス発祥の習慣です。
日本赤十字社創立記念日
1877年のこの日、佐野常民らが西南戦争の負傷者の救護のため、日本赤十字社の前身である博愛社を設立した。
1877年に博愛社を設立した日を記念し、日本赤十字社の創立を祝う記念日です。
扇の日
京都扇子団扇商工協同組合が1990年に制定。平安王朝の時代、5月1日(旧暦4月1日)は宮中で「給扇の儀」が執り行われる日だった。『源氏物語』では、愛し合う男女が互いの扇を贈り合い、将来を約束する文化が描かている。日付は「こ(5)い(1)」(恋)の語呂合せで5月1日を記念日とした。
古来の扇文化を楽しむ日として、伝統工芸の扇を祝う記念日です。
水俣病啓発の日
1956年のこの日に、熊本県水俣市の保健所へ市内のチッソ附属病院から「原因不明の奇病」の報告があり、これが水俣病が広く知られるきっかけとなった。50年目の2006年に記念日が制定された。
水俣病発見を契機に公害・環境問題への理解を深めるための啓発日です。
出来事
呉の皇帝孫晧が晋に降伏し、晋(西晋)が全国統一。
三国時代最後の勢力・呉が西晋に降伏し、晋が中国全土を統一した歴史的な転換点です。
マクシミアヌスとディオクレティアヌスがローマ帝国皇帝を退位。マクシミアヌスは306年復位。
ローマ皇帝マクシミアヌスとディオクレティアヌスが退位し、帝国の権力構造に大きな変動が生じました。
丹後国・美作国・大隅国を設置。
大宝律令による行政区画の見直しで、丹後国・美作国・大隅国の三国が新たに設置されました。
太田道灌が武蔵国荏原郡桜田郷に江戸城を築城。
太田道灌が江戸城を築城し、後の江戸幕府誕生の礎を築きました。
防長経略: 大内義長が毛利元就に攻められて自害し、大内氏が滅亡。
毛利元就が大内義長を討ち取り、大内氏は戦国時代の舞台から退場しました。
ポーランド・リトアニア共和国の王位相続人アンナがトランシルヴァニア公ステファン・バートリと結婚し、2人そろって共同統治王に即位。
ポーランド・リトアニアの王位相続人アンナとステファン・バートリが結婚し、共同統治を開始しました。
大坂夏の陣: 徳川家康が徳川義直の婚儀のためとして駿府を出発。
徳川家康が大阪攻めに向け駿府を出発し、大坂夏の陣が始まりました。
イングランドとスコットランドが合邦し、グレート・ブリテン連合王国が成立。
イングランド王国とスコットランド王国が合邦し、グレート・ブリテン連合王国が成立しました。
アダム・ヴァイスハオプトが秘密結社イルミナティを設立。
啓蒙思想家アダム・ヴァイスハオプトが秘密結社イルミナティを創設しました。
誕生日
ルドルフ1世
13世紀に神聖ローマ皇帝としてハプスブルク家の基盤を築いた君主。
マグヌス6世
13世紀ノルウェー王として法制改革を進め、強固な国家基盤を築いた君主。
ジョゼフ・アディソン
18世紀イギリスの詩人・随筆家として優雅な文体で知られ、『ザ・スペクテイター』を創刊。
橘守部
江戸時代後期の国文学者。『万葉集』研究を通じて古典復興に貢献。
アレキサンダー・ウィリアムソン
有機化学の先駆者で、ウィリアムソン・エーテル合成反応を発見した化学者。
ヨハン・ヤコブ・バルマー
水素原子のスペクトル線に関する『バルマー系列』を発見した数学者・物理学者。
アーサー・ウィリアム・パトリック
ヴィクトリア女王の三男として生まれ、英国陸軍やカナダ総督を務めた皇族。
サンティアゴ・ラモン・イ・カハール
現代神経科学の父と称され、神経細胞の構造を明らかにした解剖学者。
カラミティ・ジェーン
アメリカ西部開拓時代のガンファイター兼冒険家として知られる伝説的女性。
命日
アルカディウス
東ローマ帝国の皇帝として395年から408年まで在位した。テオドシス1世の息子として生まれ、若くして帝位を継承した。教会会議の調停や異民族の侵入対応に当たった。
紀広純
奈良時代後期の公卿として朝廷の儀式や政務に携わった貴族。宝亀年間の宮廷で影響力を発揮した。
マティルダ
イングランド王ヘンリー1世の王妃として宮廷文化の発展に貢献した女性。教会の保護にも力を注いだ。
アルブレヒト1世
ハプスブルク家初の神聖ローマ皇帝としてオーストリア地方の基盤を築いた。領邦間の対立緩和に尽力した。
南条時光
日蓮正宗総本山大石寺を支えた開基檀那として知られる信徒。鎌倉時代末期から宗教界に影響を与えた。
イザベラ
ポルトガル王女で、神聖ローマ皇帝カール5世の皇后として政治にも参与した。摂政として国家運営を支えた。
マルケルス2世
第222代ローマ教皇として短期間の治世を送った。教皇庁の改革に意欲を示した。
大内義長
周防国を治めた戦国大名・大内氏の一族。大内家内部の抗争に巻き込まれた人物。
ピウス5世
トリエント公会議の決定を実行した教皇として教会改革を推進した。対宗教改革で重要な役割を果たした。