1900年

イリノイ・セントラル鉄道の特急列車追突事故で、最後までブレーキレバーを握っていた運転士ケイシー・ジョーンズが殉職。

イリノイ・セントラル鉄道の特急列車追突事故で運転士ケイシー・ジョーンズが殉職しました。 最後までブレーキを操作し乗客を守った英雄です。
1900年4月30日、アメリカ・イリノイ州で特急列車が貨物列車に追突する事故が発生しました。 運転士のケイシー・ジョーンズは最後までブレーキレバーを握り続け、乗客の命を守ろうと奮闘します。 その結果、彼のみが列車後方で殉職し、多くの乗客は無事でした。 この出来事は新聞や民謡で広く報じられ、ケイシー・ジョーンズは民間伝承のヒーローとなります。 列車運行の安全対策強化につながり、鉄道史における象徴的な事件として語り継がれています。
イリノイ・セントラル鉄道 ケイシー・ジョーンズ
1908年

日本海軍の巡洋艦「松島」が寄港地の馬公で爆沈、207名の死者を出す。

巡洋艦『松島』が馬公で爆沈し、207名が犠牲となりました。 停泊中の事故として艦艇史に残る悲劇です。
1908年4月30日、日本海軍の巡洋艦『松島』が台湾・馬公港に寄港中に爆沈しました。 原因は弾薬庫の爆発とされ、瞬時に艦体は大きく損壊します。 乗組員207名が死亡し、当時の日本海軍に大きな衝撃を与えました。 同艦は甲標的の母艦として運用中で、事故後の安全管理強化が求められます。 戦艦建造技術の課題を浮き彫りにし、砲熕兵器の取扱い手順見直しにつながりました。
1908年 日本海軍 巡洋艦 松島 馬公