04月30日の命日 - 作家・文学者 | calendar.web-standard.org

文明13年4月2日

一条兼良

(1402 - 1481)

公卿、歌人

公卿歌人

室町時代の公卿であり和歌をよく詠んだ歌人。

1402年に生まれ、室町幕府の公卿として政治に参与した。一方で和歌を深く愛し、その技巧と情趣あふれる詠歌で知られる。代表的な著作に日記文学や歌論書があり、後世の和歌史に大きな影響を与えた。学問と芸術の双方に造詣が深く、文化人としても高く評価された。文明13年（1481年）に没し、その豊かな詩的才能は今なお語り継がれている。

1481年文明 4月2日一条兼良公卿歌人 1402年

1795年

ジャン＝ジャック・バルテルミ

(1716 - 1795)

考古学者、貨幣学者、作家

考古学者貨幣学者作家

フランスの考古学者・貨幣学者、作家。

1716年に生まれ、古代ローマやギリシャの遺物研究を通じて考古学の発展に貢献した。特に貨幣学に精通し、多くのコインを収集・分析して研究報告を発表した。さらに旅行記や学術書を執筆し、18世紀の学術界で広く知られた。1795年に没し、その体系的な研究は後の考古学・貨幣学の基礎を築いたと評価される。

1795年ジャン＝ジャック・バルテルミ 1716年

1879年

サラ・ジョセファ・ヘイル

(1788 - 1879)

詩人、小説家、編集者

詩人小説家編集者

アメリカの詩人、小説家、編集者で、感謝祭を全国行事として確立する運動を行いました。

サラ・ジョセファ・ヘイル（1788－1879）はアメリカの作家、編集者です。詩や小説を執筆するとともに、女性向け雑誌の編集を長年務めました。特に感謝祭を全国的な祝日とするために大統領や議会に働きかけ、1863年にリンカーン大統領が感謝祭を公式に宣言する一助となりました。社会改革や教育の普及にも関心を寄せ、女性や子どもの地位向上にも力を注ぎました。彼女の活動は文化や風習の発展にまで影響を及ぼし、今日のアメリカ文化に残る足跡となっています。

1879年サラ・ジョセファ・ヘイル 1788年

1885年

イエンス・ペーター・ヤコブセン

(1847 - 1885)

詩人、小説家

詩人小説家

デンマークの詩人・小説家で、自然主義文学の先駆者。

イエンス・ペーター・ヤコブセン（1847－1885）はデンマークの詩人、小説家です。自然主義の手法で自然描写や心理描写に優れた作品を発表し、文学界に新たな潮流をもたらしました。詩集とともに小説を執筆し、その作品は短い生涯ながら後世の作家に大きな影響を与えました。編集者としても活動し、若手作家の発掘や文芸雑誌の運営に携わりました。 38歳で没した後も、その革新的な文体はデンマーク文学の重要な一章として語り継がれています。

1885年イエンス・ペーター・ヤコブセン詩人小説家 1847年

1933年

アンナ・ド・ノアイユ

(1876 - 1933)

小説家

フランスの小説家・詩人で、エレガントな文学スタイルを持つ貴族作家。

1876年にパリで生まれ、ノアイユ伯爵家の一員として育つ。詩や小説で情感豊かな作品を発表し、フランス文学界で注目される。サロン文化にも深く関わり、多くの作家や芸術家との交流を重ねた。抒情的かつエレガントな作風で、新しい文学潮流を切り開いた。1933年に逝去し、その文学的遺産は現在も評価されている。

1933年アンナ・ド・ノアイユ 1876年

1936年

アルフレッド・エドワード・ハウスマン

(1859 - 1936)

詩人、批評家

詩人批評家

イギリスの詩人・古典学者で、『A Shropshire Lad』で知られる抒情詩人。

1859年に英国で生まれ、ケンブリッジ大学で古典学を研究。詩集『A Shropshire Lad』を1902年に刊行し、その簡潔で哀感漂う作風が高く評価された。古典文学の注釈や学術論文も数多く執筆し、学者としても名声を得る。第一次世界大戦中には若い世代の詩人たちに影響を与えた。1936年に逝去し、その詩は今も読み継がれている。

1936年アルフレッド・エドワード・ハウスマン批評家 1859年

1959年

永井荷風

(1879 - 1959)

小説家

明治・大正・昭和期に活躍した小説家・随筆家。

永井荷風（1879年 - 1959年）は、日本の小説家・随筆家。モダニズム文学の先駆者とされ、代表作に『腕くらべ』『ふらんす物語』などがある。欧米文化への関心をいち早く取り入れた作風で知られ、都市生活や人間心理を鋭く描写した。随筆『濹東綺譚』は美しい日本語表現が高く評価され、戦後文学にも大きな影響を与えた。晩年まで精力的に執筆活動を続けた。

1959年永井荷風 1879年

1973年

大佛次郎

(1897 - 1973)

小説家

日本の小説家・文芸評論家。歴史小説をはじめ、多彩な作品で文壇に影響を与えた。

1897年に神奈川県で生まれる。早稲田大学英文科を卒業後、新聞記者として文壇に入る。歴史小説を中心に緻密な描写と重厚な文体で知られる。文芸評論やエッセイにも多数の作品を残す。日本芸術院会員に選出され、後進の指導にも尽力。晩年まで創作活動を続け、1973年に逝去。

大佛次郎 1897年

1981年

新名丈夫

(1906 - 1981)

評論家、記者

評論家記者

日本の評論家・ジャーナリスト。文学や社会問題を多角的に論じた。

1906年に生まれる。新聞社に入社して記者として取材活動を行う。 1930年代から評論家として文壇に登場。文学や芸術、社会問題に関する鋭い論評を多数発表。戦後は文化復興にも寄与し、多くの講演や執筆を行う。晩年まで執筆活動を続け、1981年に逝去。

1981年新名丈夫評論家 1906年

1983年

青江舜二郎

(1904 - 1983)

劇作家、評論家

劇作家評論家

日本の劇作家・文芸評論家。演劇理論と批評で近代演劇に影響を与えた。

1904年に生まれる。東京帝国大学英文科在学中から演劇と翻訳に携わる。多くの戯曲を発表し、劇作家として評価を得る。評論家として演劇理論や批評を執筆。戦後は新劇運動に参加し、後進の育成に貢献。 1983年に逝去した。

青江舜二郎 1904年

1994年

リチャード・スカーリー

(1919 - 1994)

児童文学作家

アメリカの児童文学作家・イラストレーターとして知られる。

リチャード・スカーリーは1919年にアメリカで生まれ、児童文学の分野で活躍しました。色彩豊かなイラストとユーモア溢れるストーリーで世界中の子どもたちに愛されました。代表作には『おしごとはなんだろう？』などの絵本シリーズがあります。幼児教育への貢献が評価され、多数の賞を受賞しました。 1980年代以降も精力的に制作を続け、その作品は現在も読み継がれています。 1994年に永眠しました。

リチャード・スカーリー児童文学作家 1919年

2003年

美坂哲男

(1920 - 2003)

作家

日本の作家。

美坂哲男は1920年に生まれ、小説や評論など幅広いジャンルで執筆活動を行いました。戦後日本の文壇でその鋭い観察眼と独自の文体が注目を集めました。現実社会を背景にした作品で読者の共感を呼び、多くの文学賞候補に挙がりました。またエッセイやコラムでも時事問題や文化論を展開し、評論家としても活動しました。長年にわたり日本の文学界に貢献し、2003年にその生涯を閉じました。

2003年美坂哲男 1920年