1891年
丸亀練兵場で、二宮忠八が製作したプロペラ式模型飛行機(烏型飛行器)が飛行に成功。
1891年、二宮忠八が丸亀練兵場でプロペラ式模型飛行器『烏型飛行器』の初飛行に成功しました。
二宮忠八は日本の発明家・工学者であり、烏型飛行器と呼ばれるプロペラ式模型飛行器を製作しました。1891年4月29日、香川県丸亀市の丸亀練兵場で模型を飛行させる実験を行い、短距離ながら滑空と推進を同時に実現しました。これは日本における初期の動力付き飛行器実験のひとつとされ、ライト兄弟の業績に先んじる試みでした。模型の成功は日本国内での航空技術研究の興味を喚起し、後の実用機開発へとつながるきっかけとなりました。二宮の功績は後年に評価され、模型は航空史の重要資料として保存されています。
1891年
丸亀
二宮忠八