ミヤコグサ (都草)

学名: Lotus corniculatus
科名: マメ科

花言葉

  • きまぐれな心
  • 復讐
  • また逢う日まで

特徴

花色: 黄色

説明

ミヤコグサは、ヨーロッパ原産のマメ科の多年草で、明治時代に日本に帰化しました。5-10月に黄色い蝶形花を咲かせ、豆果は鳥の足のような形をしています。茎は地面を這って広がり、道端や芝地、海岸の砂地などでよく見られる身近な野草です。昔、京都に多く見られたことから「都草」の名がついたとされています。

豆知識

  • 英名の「Bird's-foot Trefoil」は豆果が鳥の足のような形をしていることに由来する
  • マメ科植物として根粒菌と共生し、土壌に窒素を固定する
  • 花は朝に開き、夕方には閉じる日周性がある
  • ヨーロッパでは牧草として2000年以上の利用歴史がある

利用方法

観賞用
  • 野草園での自然な演出
  • グラウンドカバーとしての利用
  • 押し花の材料として人気
薬用
  • ヨーロッパの民間療法で外傷治療に使用された
  • 現在は薬用利用されていない

注意: 現代医学での効果は未確認のため、観賞目的での利用を推奨します

食用
  • 若葉
その他
  • 土壌改良効果があり緑肥として利用
  • 昆虫の蜜源植物として重要
  • 生態系の指標植物として研究に使用

毒性

症状: 一般的に無毒で若葉は食用可能ですが、採取場所の環境に注意が必要です

クチナシ (梔子)

学名: Gardenia jasminoides
科名: アカネ科

花言葉

  • 幸せでとてもうれしい
  • とても幸せです
  • 喜びを運ぶ

特徴

花色:

説明

クチナシは、東アジア原産のアカネ科の常緑低木で、初夏に甘い香りの純白の花を咲かせます。花は直径5-7cmの6弁花で、開花とともに強い芳香を放ちます。果実は染料として古くから利用され、栗きんとんの黄色い色付けなどに使われます。アメリカでは男性が初めてのダンスパーティで女性に贈る花として知られています。

豆知識

  • 「口無し」の名前は果実が熟しても口を開かない(裂開しない)ことに由来する
  • アメリカではプロムやダンスパーティーで男性が女性に贈る花として100年以上の伝統がある
  • 果実の染料は日本の伝統的な黄色染めとして奈良時代から使用されている
  • 花の香りは夜により強くなる性質がある

利用方法

観賞用
  • 庭園での主要な香りの花木
  • 切り花として短期間楽しむ
  • 盆栽としての仕立て
薬用
  • 果実は「山梔子」として漢方薬に使用
  • 消炎・解熱・利胆作用があるとされる
  • 外用で打撲や捻挫の治療に利用

注意: 薬用利用は専門家の指導下で行い、素人判断での使用は避けてください

食用
  • 果実(染料用)
その他
  • 天然染料として黄色の色素を抽出
  • 香水や化粧品の原料として花の精油を利用
  • ドライフラワーとして長期保存

毒性

症状: 一般的に無毒で、果実は食用染料として安全に使用できます