1908年
第1回ブラジル移民を乗せた笠戸丸が神戸港を出港。同年6月18日にサントス港に到着。
第1回ブラジル移民を乗せた笠戸丸が神戸港を出港。
日本から海外へ移住した最初の船団の一つとして重要な一歩となった。
1908年4月28日、日本政府が推進した移民政策の一環で、笠戸丸に乗った約781名の日本人が神戸港からブラジルに向け出発。
彼らはブラジル・サントス港へ6月18日に到着し、主にサトウキビ農園などで働き始めた。
この移民船の出港は日本人移民史の中でも画期的な出来事とされ、その後のブラジル移民潮流を決定づけた。
移民たちは新天地で苦労しながらもコミュニティを築き、現在の在伯日本人社会の礎となった。
当時の渡航条件や船内の様子は厳しいものだったが、希望を胸に旅立った彼らの歴史的意義は大きい。
1908年
第1回ブラジル移民
笠戸丸
神戸港
6月18日