宝永5年3月8日

京都で大火(宝永の大火)。約1万4,000軒が焼失。

1708年、京都で発生した宝永の大火により約1万4千軒が焼失した。
宝永5年3月8日(1708年4月28日)、京都市街で大規模な火災が発生し、約14,000軒もの民家や町屋が焼失した。 この「宝永の大火」は江戸時代を代表する都市災害の一つで、火元は不明のままとなっている。 被災地では住民の避難や復興に膨大な時間と資源が割かれ、多くの財産と文化財が失われた。 幕府は復興支援や防火対策の強化を命じ、京都の都市構造は大きく見直された。 この火災は後の都市計画や町火消制度の発展に影響を与えた。
1708年 宝永 3月8日 京都 宝永の大火
1916年

八幡製鐵所の上水道貯水池(下大谷貯水池)が崩壊。死者・行方不明者13人以上、浸水家屋約1500戸。

八幡製鐵所の上水道貯水池が決壊し、周辺地域に大規模な浸水被害をもたらした。
1916年4月28日、八幡製鐵所の下大谷貯水池が突如決壊し、大量の水が鉄工所や周辺住宅地に流れ込んだ。 死者・行方不明者が13名以上、浸水家屋は約1500戸に達し、多くの住民が避難を余儀なくされた。 貯水池は製鐵所の製造工程に必要な水を供給するために建設されたインフラだった。 決壊原因は当時の設計・施工の不備と、大雨による土壌の緩みと推定される。 事故を契機にダムや貯水池の安全基準が見直され、産業インフラの耐災性強化が進められた。
1916年 八幡製鐵所
1988年

アロハ航空243便事故: ハワイのヒロを離陸したアロハ航空機243便が、高度約7315mで天井外壁が吹き飛ぶ事故に見舞われる。客室乗務員が1名が機外に吹き飛ばされて死亡したが、死者はその1名だけで、機体はマウイ島のカフルイ空港に無事着陸した。

アロハ航空243便が飛行中に機体一部が剥がれ落ちる事故が発生したが、機体は無事着陸した。
1988年4月28日、ハワイのヒロ空港を離陸したアロハ航空243便(ボーイング737-200)が、高度約7,315m飛行中に客室上部の外板が大きく破損しました。 事故により客室乗務員1名が機外に投出され死亡しましたが、乗客253名と乗員は他に重傷者を出さずに済みました。 コックピットクルーは緊急降下を行い、マウイ島のカフルイ空港へ緊急着陸に成功。 事故原因は機体疲労による多発的な応力腐食割れと判定され、航空機メンテナンス基準の見直しにつながりました。 この事例は金属疲労の危険性を示す教訓的事故として、航空安全分野で広く研究されています。
1988年 アロハ航空243便事故 ハワイ ヒロ アロハ航空 マウイ島 カフルイ空港
1996年

ポートアーサー事件。オーストラリア・タスマニア州の観光地ポート・アーサーで男が無差別に発砲し、35人が死亡。

1996年4月28日、タスマニア州ポート・アーサーで発生した史上最悪の民間人銃乱射事件。35人が死亡しました。
1996年4月28日、オーストラリア・タスマニア州ポート・アーサーの観光地で男が無差別に発砲し、観光客や地元住民合わせて35人が死亡しました。 犯行は約20分間に及び、現場は瞬く間に混乱に陥りました。 この惨事を受けてオーストラリア政府は銃規制法を大幅に強化し、厳格なライセンス制度を導入しました。 新たな法律により、半自動式銃の所持は禁止され、所有許可取得要件が厳格化されました。 以来、この銃規制改革は世界的に成功例として注目されています。
1996年 ポートアーサー事件 オーストラリア タスマニア州 ポート・アーサー
2017年

吉野ロープウェイ(奈良県吉野山)のゴンドラが駅舎と接触する事故が発生。乗客らに負傷者はいなかったが、ロープウェイは長期間の休業に入った。

2017年4月28日、奈良県吉野山の吉野ロープウェイでゴンドラが駅舎と接触する事故が発生しました。
2017年4月28日、奈良県吉野郡吉野町の観光名所・吉野山ロープウェイにおいて、運行中のゴンドラが上り駅舎と接触しました。 幸い乗客に重傷者は出ませんでしたが、安全点検のためロープウェイは長期間運休を余儀なくされました。 事故原因はワイヤーロープの張力調整不良とされ、運行管理体制の見直しが行われました。 地元観光業への影響が懸念されましたが、その後は安全対策が強化され復旧しました。 観光インフラの保守と安全運行の重要性を再認識させる事故です。
2017年 吉野ロープウェイ 奈良県 吉野山