04月28日の誕生日 - 政治家・指導者

1442年

エドワード4世

(1442 - 1483)

イングランド王

薔薇戦争期にヨーク朝を確立し、二度の追放と復位を経たイングランド王。

1442年、ヨーク公リチャード・プランタジネットの長男として生まれる。 1461年に王位を継承し、1470年に一時追放される。 1471年のバーネットの戦いで勝利を収めて復位し、以降王国の安定化に努めた。国内の法制度改革や貴族との関係調整を行い、ヨーク朝期の政治基盤を強化した。 1483年に急逝し、その治世は息子エドワード5世に引き継がれた。

1442年エドワード4世イングランド 1483年

慶長7年3月7日

徳川頼宣

(1602 - 1671)

徳川家康の十男、初代紀州藩主

徳川家康の十男初代紀州藩主

徳川家康の第十子。紀州藩の初代藩主として紀伊国を治めた大名。

1602年、徳川家康の十男として駿府で生まれる。 1619年に紀州藩初代藩主に任じられ、紀伊国の支配を開始。藩政改革や治水事業を推進し、領民の生活改善に努めた。大坂の陣では幕府軍を支援し、戦後処理に携わった。 1671年に没し、紀州徳川家の基礎を築いた。

1602年慶長 3月7日徳川頼宣徳川家康紀州藩主 1671年

慶安元年3月6日

近衛基熙

(1648 - 1722)

関白

江戸時代前期の公卿・関白。近衛家の当主として朝廷政治に影響を与えた。

1648年、五摂家の一つ近衛家に生まれる。成年後に公卿として要職を歴任し、関白に就任。朝廷と幕府の調停に尽力し、公武関係の安定化に貢献した。雅楽や和歌の振興を支援し、文化活動を奨励した。 1722年に没し、その長い在職期間は朝廷運営の基礎を築いた。

1648年慶安 3月6日近衛基熙関白 1722年

寛文9年3月28日

北条氏朝

(1669 - 1735)

第5代狭山藩主

江戸時代の大名。狭山藩の第5代藩主として領地経営を行った。

1669年に生まれ、家督を継いで狭山藩主となる。藩政改革に着手し、農業振興や治水事業を推進した。領内に藩校を設立して教育普及に努める。幕府との交渉で藩の特権を確保し、財政安定を図った。 1735年に死去し、藩政の安定に寄与した。

1669年寛文 3月28日北条氏朝狭山藩主 1735年

宝永5年3月8日

中川久慶

(1708 - 1743)

第7代岡藩主

岡藩の第7代藩主として藩政を担った江戸時代の大名。

1708年に岡藩の藩主家に生まれる。家督を継いで第7代藩主となり、藩政を担う。治水工事や年貢制度の見直しなどで領内の安定化を図った。藩校支援や学問奨励を行い、教育環境の整備に尽力。 1743年に没し、その政策は後継者に受け継がれた。

1708年宝永 3月8日中川久慶岡藩主 1743年

1758年

ジェームズ・モンロー

(1758 - 1831)

政治家、第5代アメリカ合衆国大統領

政治家第5代アメリカ合衆国大統領

アメリカ合衆国第5代大統領。モンロー主義を提唱した政治家。

1758年にバージニア植民地で生まれる。独立戦争で大陸軍に従軍し政治家としてのキャリアを開始。国務長官、戦争長官などを歴任して外交政策に深く関与。 1817年から1825年まで大統領を務め、1823年にヨーロッパ列強への干渉禁止を主張するモンロー宣言を発表。「良き感情の時代」と呼ばれる国内の安定期を築き、1831年に死去した。

1758年ジェームズ・モンロー政治家アメリカ合衆国大統領 1831年

明和5年3月22日

池田澄時

(1769 - 1785)

第6代鹿奴藩主

江戸時代中期の鹿奴藩の第6代藩主。若くして藩主の座につきましたが、わずか16歳で夭折しました。

池田澄時は1769年に生まれ、鹿奴藩第6代藩主として藩政を担いました。幼少期に家督を継ぎ、藩内の財政や農業振興に尽力したと伝えられています。しかし1785年に16歳で急逝し、その治世は短命に終わりました。彼の在位期間は短かったものの、跡を継いだ次代の藩主に影響を与えたと考えられています。詳細な記録は限られていますが、若き藩主としての生涯は藩政史に小さな足跡を残しました。

1769年明和 3月22日池田澄時鹿奴藩主 1785年

寛政7年3月10日

石川総佐

(1795 - 1820)

第6代亀山藩主

江戸時代後期の亀山藩第6代藩主。藩政改革に取り組みましたが、わずか25歳で亡くなりました。

石川総佐は1795年に生まれ、寛政7年3月10日に亀山藩主の家督を継承しました。藩財政の再建や農村振興策を模索するなど、藩政改革に積極的に取り組みました。しかし1820年に25歳で病没し、その治世は短命に終わりました。在位期間は短かったものの、若き藩主として改革の基礎を築いたと評価されています。史料は限られているものの、彼の功績は藩史に小さくも確かな痕跡を残しています。

1795年寛政 3月10日石川総佐亀山藩主 1820年

1801年

アントニー・アシュリー＝クーパー

(1801 - 1885)

政治家

イギリスの政治家、第7代シャフツベリー伯。社会改革と労働条件の改善に生涯を捧げました。

アントニー・アシュリー＝クーパーは1801年に生まれ、1826年に庶民院議員として政治家活動を開始しました。児童労働の禁止や労働時間の短縮など、労働者の福祉向上を目的とした法整備を推進しました。また、精神病院法の制定にも尽力し、精神衛生分野での改革も支援しました。慈善活動にも積極的に関わり、植民地政策にも影響を与えたビクトリア朝時代の代表的な社会改革者です。1885年に没後も、その理念は現代の社会福祉制度に生き続けています。

1801年アントニー・アシュリー＝クーパー 1885年

文化6年3月14日

島津斉彬

(1809 - 1858)

第11代薩摩藩主

江戸時代後期の薩摩藩第11代藩主。洋式技術の導入や藩政改革に積極的に取り組みました。

島津斉彬は1809年に誕生し、第11代薩摩藩主として藩政を主導しました。鉄製大砲の製造や蒸気船の導入、反射炉の建設など洋式技術を積極的に導入し、薩摩藩の軍事力強化と産業振興を図りました。藩士の人材登用にも革新的で、西郷隆盛や大久保利通らを重用し、人材育成にも注力しました。教育機関「造士館」の整備や、医学教育の推進にも取り組みました。1858年に49歳で薨去しましたが、その改革精神は明治維新の原動力となりました。

1809年文化 3月14日島津斉彬薩摩藩主 1858年

天保5年3月20日

前原一誠

(1834 - 1876)

幕末の志士

幕末の志士。欧米情勢を視察し、倒幕運動や明治維新に貢献しようと尽力しました。

前原一誠は1834年に生まれ、若くして欧米を視察し、西洋の技術や政治制度を学びました。帰国後は倒幕運動に参画し、戊辰戦争では実戦にも加わりました。維新後は新政府内での政策提言を行い、外交や教育制度の整備に取り組みました。しかし政治的混乱や健康問題により多くの成果を挙げる前に、1876年に42歳で亡くなりました。その生涯は激動の時代を象徴する一人として語り継がれています。

1834年天保 3月20日前原一誠幕末志士 1876年

1889年

アントニオ・サラザール

(1889 - 1970)

政治家

ポルトガルの政治家。1932年から1968年まで独裁的体制を築きました。

アントニオ・サラザールは1889年4月28日生まれ、ポルトガルのリスボン出身です。元財務大臣として財政再建を実現し、1932年に首相に就任。「エスタド・ノーヴォ（新国家）」と呼ばれる権威主義体制を確立。経済の安定化やインフラ整備を推進する一方、言論統制も強化した。第二次世界大戦では中立を維持し、両陣営との均衡を図った。 1968年に脳卒中で権力を失い、1970年に没しました。

1889年アントニオ・サラザール 1970年