ローズマリー

学名: Rosmarinus officinalis
科名: シソ科

花言葉

  • 思い出
  • 記憶
  • 誠実

特徴

花色: 青紫

説明

ローズマリーは、地中海原産のシソ科の常緑低木で、古代から「記憶のハーブ」として親しまれています。針葉樹のような細い葉からは強い芳香が立ち、料理の香辛料、薬用、観賞用と多目的に利用されます。春から夏にかけて青紫色の小さな花を咲かせます。和名は「マンネンロウ(万年露)」で、江戸時代から日本でも栽培されていました。

豆知識

  • 名前は「海の露」を意味するラテン語「ros marinus」に由来する
  • 古代ローマでは葬儀で死者への敬意を表すため使用された
  • 中世ヨーロッパでは魔除けのハーブとして信じられていた
  • オーストラリアでは4月25日のアンザック・デーに戦没者を偲んで身につける

利用方法

観賞用
  • ハーブガーデンでの主要植物
  • 生け垣としての利用
  • 鉢植えでの室内栽培
薬用
  • 記憶力向上と集中力アップの効果があるとされる
  • 血行促進と抗酸化作用で知られる
  • アロマテラピーでリラックス効果

注意: 妊娠中や高血圧の方は大量摂取を避け、医師に相談してください

食用
その他
  • 精油は香水や化粧品の原料
  • 天然の防虫剤として利用
  • ドライハーブとして長期保存

毒性

毒性レベル: 弱い

有毒部位: 精油(大量摂取時)

症状: 大量摂取時に胃腸障害や神経症状を起こす可能性がありますが、通常の料理使用では安全です