1908年

第4回夏季オリンピック、ロンドン大会開催、10月29日まで。

1908年4月27日、ロンドンで第4回夏季オリンピックが開幕しました。 史上最大規模の大会として記録されています。
1908年4月27日、ホワイトシティ・スタジアムで開会式が行われました。 当初はローマ開催予定でしたが、火山噴火の影響でロンドンに変更されました。 22カ国以上から多くの選手が参加し、競技種目も多岐にわたりました。 マラソンの距離が現在の42.195kmに定められたのもこの大会です。 競技運営をめぐり英米選手の間で論争が起きるなど、スポーツマンシップも試されました。 大会は10月29日まで行われ、夏季オリンピックの成功モデルとなりました。
1908年 夏季オリンピック ロンドン大会 10月29日
1917年

京都 東京512kmで「東海道五十三次関東関西対抗駅伝競走」を開催。初めて「駅伝」の名称が使われる。

京都から東京まで約512kmの長距離を走る駅伝大会が初めて「駅伝」と命名されました。
1917年(大正6年)、京都から東京まで約512kmの「東海道五十三次関東関西対抗駅伝競走」が開催されました。 この大会は地域間の駅伝競走として初のもので、「駅伝」という名称が公式に使われた記録があります。 参加選手は各区間を襷(たすき)でつなぎ、当時としては前例のない長距離リレーレースに挑戦しました。 競技は東海道五十三次の宿場を区切り、関東と関西のチームが対抗形式で競い合いました。 その後、この大会は駅伝競技の普及に大きく貢献し、日本独自の長距離リレー形式の基礎を築きました。
1917年 京都 東京 駅伝