1865年

アメリカの貨客船「サルタナ」で、航行中にボイラーが爆発し火災が発生。1,450人以上が死亡。

1865年4月27日、ミシシッピ川を航行中の蒸気船サルタナ号がボイラー爆発を起こし、大規模な火災と沈没で1,450人以上が死亡しました。
1865年4月27日、南北戦争終結後のミシシッピ川でサルタナ号のボイラーが破裂しました。 蒸気船は瞬く間に火災に包まれ、多数の乗客と退役兵が犠牲となります。 記録上、サルタナ号事故はアメリカ史上最悪の船舶事故とされています。 過積載や整備不良が主因とされ、当時の調査では責任追及が不十分だったと批判を浴びました。 この悲劇は交通安全規制の強化と技術的改善の必要性を浮き彫りにしました。 現在も犠牲者の慰霊碑が川沿いに建てられ、事故の教訓が語り継がれています。
1865年 サルタナ
1948年

庭坂事件。福島県庭坂村の国鉄奥羽本線で列車が脱線。乗務員3人死亡。

福島県庭坂村の奥羽本線で列車が脱線し、乗務員3人が死亡しました。
1948年4月27日早朝、福島県庭坂村付近を走行中の国鉄奥羽本線の列車が脱線事故を起こしました。 事故は線路の老朽化や整備不良が原因とされ、その影響で車両が制御を失ったと推測されます。 この脱線により乗務員3人が即死または重傷を負い、列車運行に大きな混乱が生じました。 当時の調査では保線体制の問題点が指摘され、国鉄における安全対策の見直しが求められました。 庭坂事件は戦後の鉄道事故史の中でも早期のものとして記録され、後の安全基準強化につながりました。
庭坂事件 奥羽本線
2008年

ベンガル湾にサイクロン・ナルギスが発生。ミャンマーを中心に甚大な被害。

強力なサイクロン・ナルギスが発生し、特にミャンマー沿岸部で壊滅的な被害をもたらしました。
2008年4月27日、インド洋のベンガル湾で発生したサイクロン・ナルギスは最大風速約215km/hに達しました。 同年5月初旬にミャンマー・エーヤワディ地域などを直撃し、高潮と暴風雨で広範囲が浸水しました。 被害は死者・行方不明者が約13万人に上り、農地・インフラの破壊も甚大でした。 国軍政権の災害対応遅延が国際的な批判を招き、緊急援助団体の活動が困難を極めました。 その後、復興支援と防災体制の強化が進められ、被災地の復興復旧に長期間を要しました。
2008年 サイクロン・ナルギス