カルミヤ
花言葉
- 賞賛
- 大きな希望
- 野心
特徴
説明
カルミヤは、北アメリカ原産のツツジ科の常緑低木で、大正4年ごろに日本に渡来しました。5-6月に薄いピンク色の花を房状に咲かせ、下から見ると日傘のような美しい形をしています。花には独特の構造があり、雄しべがばね仕掛けのように動いて花粉を昆虫に付着させます。アメリカでは州花に指定されている州もあり、美しい花で人気があります。
豆知識
- 植物学者ピーター・カルムにちなんで命名された
- 花の雄しべはばね仕掛けで、昆虫が触れると花粉を飛ばす仕組みがある
- 蜂蜜にも毒が移るため「毒蜜」を作ることで知られる
- 材質が硬く、ネイティブアメリカンはスプーンを作るため「スプーンウッド」と呼んだ
利用方法
観賞用
- 洋風庭園での主要花木
- 盆栽としての仕立て
- 切り花として短期間楽しむ
薬用
- ネイティブアメリカンの民間療法で外用薬として使用された
- 現在は毒性のため薬用利用は禁止
注意: 全草に強い毒性があるため、薬用利用は絶対に避けてください
食用
全草に強い毒性があるため、食用利用は絶対に避けてください
その他
- 木材は硬く、スプーンや器具の材料として利用された
- ドライフラワーとして装飾利用
- 園芸療法での観賞効果
毒性
毒性レベル: 強い
有毒部位: 全草, 特に葉と花
症状: 摂取により嘔吐、下痢、呼吸困難、心臓麻痺などの重篤な中毒症状を起こします