1444年

ロベルト・カンピン

(1375 - 1444)

画家

画家
初期フランドル派を代表する画家で、写実的な油彩技法の先駆者。
1375年頃にフランス北部で生まれたとされる。 細密表現と立体感ある人物描写を特徴とし、後の油彩技法に大きな影響を与えた。 『メシの祭壇画』など宗教画を通じて写実主義を推進。 署名や文書での記録は少ないが、弟子たちを通じて工房作品が広まった。 1444年に没し、初期フランドル絵画の礎を築いた。
1444年 ロベルト・カンピン 画家 1375年
1889年

河鍋暁斎

(1831 - 1889)

絵師

絵師
幕末から明治にかけて活躍した絵師。風刺画や戯画で知られる。
1831年に江戸で生まれ、歌川国芳に師事して浮世絵を学ぶ。 幕末から明治期に多彩な作品を制作し、斬新な構図とユーモアあふれる画風を特徴とする。 風刺画や戯画、歴史画や花鳥画など幅広いジャンルに取り組んだ。 欧米にも注目され、海外展覧会で高い評価を受けた。 1889年に死去し、その革新的な画風は現代でも高く評価されている。
1889年 河鍋暁斎 絵師 1831年
1894年

シャルル・ラヴァル

(1861 - 1894)

画家

画家
フランスの画家、ポスト印象派の作風で知られる。
1861年にフランスで生まれる。 パウル・ゴーギャンと親交を結び、共にマルティニークで制作活動を行った。 鮮やかな色彩と力強い筆致による風景画を多く残す。 ブルターニュなどでも作品を制作し、ポスト印象派運動に参加。 1894年に死去し、短い生涯ながら後世の画家に影響を与えた。
1894年 シャルル・ラヴァル 1861年
1907年

ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世

(1855 - 1907)

ヴァイオリニスト、作曲家、指揮者

ヴァイオリニスト 作曲家 指揮者
オーストリアのヴァイオリニスト、作曲家、指揮者。著名な音楽一家の出身。
1855年にウィーンで生まれる。 ヘルメスベルガー家の音楽一家に育ち、父親の指導でヴァイオリンを学ぶ。 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターや指揮者を務める。 室内楽作品やオーケストラ曲を作曲し、演奏家としても高い評価を得る。 1907年に死去し、ヘルメスベルガー家を代表する音楽家の一人とされる。
1907年 ヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世 1855年
1924年

ヨーゼフ・ラーボア

(1842 - 1924)

作曲家

作曲家
オーストリア出身の作曲家・ピアニスト。ウィーン音楽院で教鞭を執り、多彩な作品を残した。
1842年にオーストリアで生まれ、視覚障害を抱えながらピアノとオルガンの演奏で評価を得た。 ウィーン音楽院の教授として後進の指導にも尽力し、室内楽やピアノ曲を多く作曲。 ブラームスやリストと交流があり、後年は作曲理論の研究に注力した。 1924年に82歳で逝去したが、彼の作品はウィーンの伝統とロマン主義の融合として今も演奏される。 障害を乗り越えた情熱は、音楽家としての揺るぎない意志を示している。
1924年 ヨーゼフ・ラーボア 作曲家 1842年
1951年

ジョン・オールデン・カーペンター

(1876 - 1951)

作曲家

作曲家
アメリカの作曲家。ジャズやアート・ディコの要素を取り入れた作品で知られる。
1876年にアメリカで生まれ、シカゴ大学で学問を修めた後、作曲家として活動。 オーケストラ曲『摩天楼(Skyscrapers)』は近代都市の景観を音楽で表現し好評を得た。 ジャズのリズムやアメリカ民謡を取り入れた作風で、当時の新しい音楽潮流を代表。 その他にピアノ曲や劇付随音楽も手掛け、『Krazy Kat』などが有名。 1951年に逝去し、アメリカ音楽界の先駆者として評価されている。
ジョン・オールデン・カーペンター 作曲家 1876年
1965年

アーロン・アヴシャロモフ

(1894 - 1965)

作曲家

作曲家
20世紀前半に活動した作曲家。
1965年 アーロン・アヴシャロモフ 1894年
1968年

ジョン・ハートフィールド

(1891 - 1968)

写真家

写真家
政治を題材とした斬新なフォトモンタージュで知られるアーティスト。 ドイツ表現主義に大きな影響を与えました。
ジョン・ハートフィールド(本名ヘルムート・ヘルツフェルド、1891-1968)は、ドイツ出身のアーティスト兼写真家です。 ファウヴィズムやダダイズムの影響を受け、フォトモンタージュの手法を確立しました。 ナチス政権に対する風刺作品を多数制作し、プロパガンダ批判の先駆者となりました。 『Arbeiter Illustrierte Zeitung(AIZ)』などの雑誌を通じて作品を発表し、大衆に訴えかけました。 第二次世界大戦後も影響力は衰えず、現代のグラフィックアートに大きな足跡を残しています。
1968年 ジョン・ハートフィールド 写真家 1891年
1984年

カウント・ベイシー

(1904 - 1984)

ジャズピアニスト

ジャズピアニスト
アメリカのジャズピアニスト・ビッグバンドリーダー。スウィング・ジャズの礎を築いた人物。
ウィリアム・ジェームス・“カウント”・ベイシーは1904年にアメリカで生まれ、1935年に自身のオーケストラを結成した。 軽快なリズムと洗練されたアレンジで知られ、「ワン・オクロック・ジャンプ」などの名曲を生み出した。 ビッグバンドの黄金時代を代表するバンドリーダーとして、多くのミュージシャンに影響を与えた。 彼のオーケストラは長年にわたり世界中をツアーし、ジャズ史に多大な影響を与えた。 晩年まで演奏・録音を続け、1984年にその生涯を閉じたが、そのレガシーは現代のジャズにも受け継がれている。
1984年 カウント・ベイシー ジャズ ピアニスト 1904年
1984年

バリー・グレイ

(1908 - 1984)

作曲家

作曲家
バリー・グレイ 1908年
1986年

梁川剛一

(1902 - 1986)

画家、彫刻家

画家 彫刻家
1986年 梁川剛一 1902年
1989年

北川民次

(1894 - 1989)

洋画家

洋画家
日本の洋画家。アメリカ留学を経て、戦後の日本美術界で洋画の普及と民主主義的芸術運動に貢献した。
1894年に東京で生まれ、1920年代にアメリカへ留学して西洋絵画を本格的に学んだ。1930年代から40年代には米国各地で制作と教育活動に従事し、子どもの美術教育にも深くかかわった。1950年には「民主美術協会」を設立し、民主主義的な芸術運動を推進した。作品は日本の風景や庶民の生活を題材とし、多様な技法を駆使した。1989年に95歳で逝去。戦後日本の洋画界に大きな足跡を残した。
1989年 北川民次 1894年