1980年

日本政府が日本オリンピック委員会 (JOC) に、モスクワオリンピックに参加しないよう通告。

1980年4月25日、日本政府がモスクワオリンピックへの不参加をJOCに通告しました。
1980年のモスクワオリンピックはソ連のアフガニスタン侵攻を受け、アメリカ合衆国を中心にボイコット運動が起こりました。日本政府は1979年末から検討を重ね、1980年4月25日に日本オリンピック委員会へ公式に参加辞退を通告。これにより日本選手はモスクワ大会に出場できなくなりました。スポーツを政治問題と切り離すべきだとの意見もあったものの、国際的な連帯を重視する立場が採用されました。この決定は国内外で賛否を呼び、スポーツ外交の難しさを浮き彫りにしました。
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