1949年
ドル 円の公式為替レートが1ドル360円となる(連合国軍最高司令官総司令部による決定日は同年4月23日)。
GHQの決定により公式為替レートが1ドル360円に固定され、戦後日本経済の基盤が整った。
連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)は1949年4月23日に日本の公式為替レートを1ドル=360円に決定し、4月25日から適用を開始した。
この固定為替制度はブレトン・ウッズ体制の一環であり、日本の輸出振興と経済再建を支える重要な役割を果たした。
360円体制は1971年のニクソン・ショックまで続き、貿易黒字を背景に高度経済成長を促進した。
為替安定は輸入物価を抑制し、国内産業の復興と国際競争力強化に貢献した。
1949年