明昌3年3月11日

盧溝河の盧溝橋が完成。

1192年、中国河北省の盧溝河にかかる盧溝橋が完成しました。
金朝の明昌3年、河北省の盧溝河にかかる交通と軍事の要衝として盧溝橋が完成しました。 この橋は石造りの多連アーチ構造で、全長約266メートルに及びます。 建設には多くの技術者と労働力が動員され、当時の高度な土木技術を示す貴重な遺構です。 要衝として幾度も戦場となり、後に「マルコ・ポーロ橋」として西洋に紹介されました。 現在も修復を重ねながら交通路として機能し、観光地としても知られています。
1192年 明昌 3月11日 盧溝河 盧溝橋
1926年

青森・函館間に電話が開通、本州と北海道の市外通話開始。

1926年に青森・函館間の電話回線が開通し、本州と北海道間で直接市外通話が可能になりました。
青森・函館間の電話開通は津軽海峡を越えた通信網構築を意味しました。これまで郵便電報や中継電話が必要だった遠隔地間の通話が直接化され、情報伝達速度が飛躍的に向上しました。経済活動や行政連絡、家族間の交流においても利便性が大きく高まりました。工事には海底ケーブルや沿岸送信所の整備が伴い、技術的挑戦を克服しました。本州と北海道の一体感を深めるインフラ整備の一環として、後の通信発展に繋がる重要な一歩となりました。
1926年 電話
1983年

アムトラック発足後も移管せずデンバー オグデン間で最後まで自社運行を続けていたリオグランデ鉄道の「リオグランデ・ゼファー」号が営業運転を終了。アメリカ国内から私鉄による定期長距離旅客列車が消滅する。

最後の私鉄定期長距離旅客列車「リオグランデ・ゼファー」が営業運転を終了。
1983年4月24日、アメリカ・ロッキー山脈を越えてデンバーとオグデンを結んでいたリオグランデ鉄道の長距離旅客列車「リオグランデ・ゼファー号」が最終運行を迎えました。アムトラック発足後も自社で運行を続けていた同列車の廃止により、国内から私鉄による定期長距離旅客サービスが姿を消しました。鉄道ファンや地域住民からは惜しまれ、豪華な展望車などが愛されました。この出来事はアメリカ鉄道史における1つの時代の終焉を象徴します。
1983年 アムトラック デンバー オグデン リオグランデ鉄道 リオグランデ・ゼファー 英語版 私鉄 旅客列車
1988年

JR北海道・歌志内線が最終営業。翌4月25日全線廃止。

JR北海道・歌志内線が最終営業日を迎え、翌日に全線廃止。
1988年4月24日、北海道のJR北海道歌志内線が最後の営業運転を行いました。沿線の過疎化と利用客減少により路線は維持困難と判断され、4月25日付で全線が廃止されました。最終列車には地元住民や鉄道愛好家が集まり、別れを惜しみました。歌志内線の廃止は、地方鉄道路線の存続における課題を浮き彫りにし、その後の地域交通政策にも影響を与えました。
1988年 歌志内線 4月25日