1965年

アメリカの北爆に反対する小田実らが結成した「ベトナムに平和を!市民・文化団体連合」(ベ平連)が最初のデモ行進を行う。

小田実らがベトナム反戦の市民文化団体「ベ平連」を結成し、初のデモ行進を行いました。
1965年4月24日、作家の小田実らがアメリカの北爆に反対する市民・文化団体「ベトナムに平和を!市民・文化団体連合(ベ平連)」を結成しました。同日、ベ平連は東京で最初のデモ行進を行い、北爆反対を国民に訴えました。このデモは戦争に批判的な市民運動の先駆けとなり、多くの学生や文化人が参加しました。ベ平連はその後も国会包囲行動などを続け、反戦運動を全国に広めました。市民主体の政治参加の模範として、後の社会運動に大きな影響を与えました。
1965年 小田実 ベトナムに平和を!市民・文化団体連合
1973年

首都圏国電暴動。国鉄の順法闘争で首都圏の列車が遅れ、利用客の一部が暴徒化。

国鉄の順法闘争による遅延に端を発し、首都圏で鉄道利用客が暴徒化した騒動が発生。
1973年4月24日、国鉄の労働組合による順法闘争(安全規則厳守運動)の影響で首都圏の列車が大幅に遅延しました。これにより通勤利用者の一部が駅や車内で抗議や暴力行為を行い、混乱が広がりました。いわゆる「首都圏国電暴動」は、公共交通機関の遅延が市民の生活と感情に与える影響を浮き彫りにした事件となりました。国鉄では遅延対策や労使交渉の見直しが進められ、当時の輸送体制に大きな課題を残しました。
1973年 首都圏国電暴動 国鉄 順法闘争 列車
1979年

創価学会の池田大作会長が名誉会長に就任。後任の会長には北条浩理事長が就任。

池田大作が創価学会の会長職を辞し、名誉会長に就任。北条浩が新会長に。
1979年4月24日、創価学会の第3代会長である池田大作が会長職を辞し、名誉会長に就任しました。後任には理事長の北条浩が新会長として選任され、組織運営に移行が行われました。この人事は学会内部での世代交代と体制強化を意図したもので、国内外の組織拡大戦略に沿ったものでした。池田は引き続き名誉会長として指導的役割を維持し、北条体制下でも学会の発展に影響を及ぼしました。
1979年 創価学会 池田大作 名誉会長 北条浩 理事長
1993年

テーマパーク東武ワールドスクウェアが完成。

東武ワールドスクウェアが完成し、世界の名所を25分の1スケールで再現したテーマパークが誕生しました。
1993年4月24日、栃木県日光市に東武ワールドスクウェアがオープンしました。東京スカイツリーや凱旋門、ピラミッドなど世界の代表的建築物が約102点展示されています。各模型は精巧なディテールと景観を再現し、訪れる人々を世界旅行へ誘います。園内にはレストランやイベントスペースも整備され、観光産業への新たな集客拠点となりました。年間を通じて四季折々の風景を楽しめることでも知られています。
1993年 東武ワールドスクウェア
2007年

文部科学省の全国学力テストが43年ぶりに実施される。

文部科学省が43年ぶりに全国学力テストを実施しました。
2007年4月24日、文部科学省は1964年以来となる全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)を実施しました。このテストは小学校6年生と中学校3年生を対象に、基礎学力や学習状況を分析することを目的としています。設問は国語、算数・数学、理科の3教科で構成され、学校間の比較や指導改善に活用されます。実施にあたっては教育現場での負担や地域間格差への懸念も指摘されましたが、学力向上のためのデータ収集として注目を集めました。
2007年 文部科学省 全国学力テスト
2009年

超党派野党、選択的夫婦別姓制度導入などを入れた民法改正案を参議院に提出。

超党派の野党が選択的夫婦別姓制度などを盛り込んだ民法改正案を参議院に提出しました。
2009年4月24日、超党派の野党議員によって民法(夫婦同姓規定等)改正案が参議院に提出されました。改正案には選択的夫婦別姓制度の導入や親権規定の見直しが含まれており、家族の多様性を尊重する狙いがあります。日本の民法は戦後以来、夫婦同姓を原則としており、女性の権利や社会的地位を巡る議論が活発化しました。政府与党は慎重姿勢を示し、論議は長期化しましたが、男女共同参画の観点から大きな注目を集めました。
夫婦別姓