04月23日

出来事 - 経済・産業

1516年

バイエルン公ヴィルヘルム4世がビール純粋令を制定。

バイエルン公ヴィルヘルム4世が1516年にビール純粋令を制定し、原料と製法を法的に規定しました。
1516年4月23日、バイエルン公ヴィルヘルム4世は「ビール純粋令」を公布しました。 この法令はビールの原料を大麦、ホップ、水の三つに限定し、品質と安全性を確保する目的がありました。 当時の醸造技術や材料の混合による健康被害を防止し、消費者保護を図る先進的な規制でした。 ビール純粋令は後にドイツ全域に広がり、長年にわたりビール文化の基盤を築きました。 現代でもこの規定はドイツビールの品質保証として引用されることがあります。
1516年 バイエルン公 ヴィルヘルム4世 ビール純粋令
1904年

パナマ運河建設中に破産したパナマ運河会社をアメリカ合衆国が4,000万ドルで買収。

アメリカ合衆国が建設中のパナマ運河会社を買収し、運河建設を自国主導で進める契機となりました。
パナマ運河会社が資金難で破産したことを受け、アメリカ政府が4,000万ドルで買収。 同年4月23日の買収により、運河建設の権限と資金を確保。 アメリカは工事を本格化させ、大西洋と太平洋を結ぶ戦略的水路を補強。 完成後の運河は世界貿易と海軍力に大きな影響を与え、アメリカの国際的地位を高めました。
1904年 パナマ運河
1949年

GHQが日本円とアメリカドルとの交換レートを1ドル=360円に決定。

GHQが日本円と米ドルの為替レートを1ドル＝360円に固定し、戦後の経済復興に向けた基盤を築きました。
1949年4月23日、連合国軍最高司令官総司令部（GHQ）が為替レートを1ドル＝360円に固定。 固定相場制の採用により、輸出産業の振興が促進された。 為替の安定が国内経済の復興を後押しし、投資や貿易が活発化。 このレートはプラザ合意まで約25年間維持され、日本の高度経済成長期を支えた。 インフレ抑制と輸出振興を狙った政策として評価されています。
1949年 GHQ 日本円 アメリカドル 交換レート