04月23日の誕生日 - 科学者・研究者

宝暦12年3月29日

飯塚伊賀七

(1762 - 1836)

発明家

江戸時代後期の日本の発明家。農機具や機械装置の開発に尽力。

1762年、佐賀藩士の家に生まれる。農業用水や農機具の改良に取り組み、領内の農業生産性を向上。蒸気や水力を利用した機械装置の開発にも挑戦。いくつかの発明は領内で実用化され、江戸時代の技術革新に寄与。 1836年に没し、日本の発明史に名を残した。

1762年宝暦 3月29日飯塚伊賀七発明家 1836年

1858年

マックス・プランク

(1858 - 1947)

物理学者、ノーベル物理学賞受賞者

物理学者ノーベル物理学賞受賞者

ドイツの理論物理学者。量子論の先駆者で、1900年に量子仮説を提唱し、1918年にノーベル物理学賞を受賞した。

1858年にプロイセン王国ケーニヒスベルクで生まれる。プランクは黒体放射の研究を通じてエネルギー量子の概念を導入し、量子論の基礎を築いた。プランク定数の導入により物理学に革命をもたらし、相対性理論の発展にも影響を与えた。統計力学や熱力学の分野でも重要な業績を残し、若手研究者の育成にも尽力した。 1918年にはその功績によりノーベル物理学賞を受賞し、後世に大きな影響を与えた。

1858年マックス・プランク物理学者ノーベル物理学賞 1947年

1867年

ヨハネス・フィビゲル

(1867 - 1928)

病理学者

デンマークの病理学者。がん研究の先駆者で、1926年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

1867年にデンマークのコペンハーゲンで生まれる。がん研究や腫瘍形成のメカニズム解明に取り組み、実験的アプローチで多くの知見を得た。 1926年にはその功績によりノーベル生理学・医学賞を受賞。後に一部の仮説は見直されたものの、腫瘍学発展への貢献は高く評価されている。 1928年に同地で亡くなったが、その業績は現在もがん研究の基礎として受け継がれている。

1867年ヨハネス・フィビゲル病理学者 1928年

1873年

アルノルト・ファン・ヘネップ

(1873 - 1957)

文化人類学者

フランスの文化人類学者。『通過儀礼』の概念を提唱し、民族学研究に大きな影響を与えた。

1873年にフランスで生まれ、民族誌や民俗誌の研究を行った。 1909年に刊行した『通過儀礼』で、社会的地位の移行を説明する理論を提示した。この理論は学際的に引用され、社会科学や人類学の基礎概念となった。北アフリカや中央ヨーロッパの民族研究を通じて、異文化理解の促進に努めた。 1957年にフランスで亡くなった後も、その業績は国際的に高く評価され続けている。

1873年アルノルト・ファン・ヘネップ文化人類学者 1957年

1889年

猪俣津南雄

(1889 - 1942)

経済学者

日本の経済学者。

1889年猪俣津南雄経済学者 1942年

1899年

ベルティル・オリーン

(1899 - 1979)

経済学者、ノーベル経済学賞受賞者

経済学者ノーベル経済学賞受賞者

スウェーデンの経済学者。国際貿易理論で知られ、ノーベル経済学賞を受賞。

1899年4月23日、スウェーデンで生まれる。ハックスチャー＝オリーンの国際貿易理論を共同で開発し、貿易学に革命をもたらした。 1950年代にはスウェーデン国会議員としても活動し、経済政策に対して実践的な視点を提供した。 1977年にノーベル経済学賞を受賞し、国際経済学の礎を築いた。 1979年に逝去した後も、彼の理論は現代の貿易政策分析において重要視されている。

ベルティル・オリーンノーベル経済学賞 1979年

1899年

代田稔

(1899 - 1982)

医学博士、ヤクルト開発者

医学博士ヤクルト開発者

日本の医学博士。乳酸菌飲料『ヤクルト』の開発者として知られる。

1899年4月23日、東京に生まれる。医学博士として腸内細菌の研究に従事し、乳酸菌の有益性を追求した。 1935年に乳酸菌飲料「ヤクルト」の原型を開発し、広範な健康効果を実証した。戦後はヤクルト社の発展に貢献し、世界的な乳酸菌市場の先駆者となった。 1982年に没し、今日も彼の発明は日常の健康習慣として親しまれている。

代田稔医学博士ヤクルト 1982年

1901年

エドモンド・ブリスコ・フォード

(1901 - 1988)

生態学者、遺伝学者

生態学者遺伝学者

イギリスの生態学者・遺伝学者。生態遺伝学の先駆者として知られる。

1901年4月23日、イングランドで生まれる。ケンブリッジ大学で遺伝学を学び、生態学的視点を取り入れた遺伝学研究を開始した。彼の業績は「生態遺伝学」の分野を切り拓き、種内変異と環境の関係を解明した。多くの若手研究者を指導し、1988年まで継続的に研究成果を発表した。 1988年に没し、その理論と方法論は現代生態学に深い影響を与え続けている。

1901年エドモンド・ブリスコ・フォード生態学者遺伝学者 1988年

1903年

カール・ラーレンツ

(1903 - 1993)

法学者

ドイツの法学者。民法学と法理論の分野で業績をあげた。多くの法律学教科書を執筆。

1903年にドイツで生まれる。民法学を専門とし、法理論の発展に大きく寄与。代表的著作に『法学入門』『法理論概説』などがある。大学教授として後進の育成にも尽力し、戦後の法学教育再建にも貢献。ヨーロッパ法学界で広く影響を与えた。 1993年に逝去。

1903年カール・ラーレンツ法学者 1993年

1906年

見田石介

(1906 - 1975)

哲学者、経済学者

哲学者経済学者

日本の哲学者・経済学者。倫理学や価値論を研究。経済思想の発展に寄与した。

1906年に生まれ、京都大学で哲学と経済学を学ぶ。特に倫理学と価値論を専門とし、理論的研究に従事。戦後の日本経済復興期には経済政策論を研究し、実務にも影響を与えた。著書に価値観と経済を論じた作品がある。大学教授として後進の指導にあたり、多くの研究者を育成。 1975年に逝去。

1906年見田石介 1975年

1939年

曽根悟

工学者

1939年曽根悟工学者

1941年

レイ・トムリンソン

(1941 - 2016)

プログラマ

アメリカのプログラマ。世界初の電子メール送信プログラムを開発したパイオニア。

1941年4月23日生まれ。 ARPANET（インターネットの前身）上で電子メールを送受信するプログラムを1971年に開発。電子メールに「@」を用いる慣習を考案し、現在の電子メールアドレスの基礎を築く。その功績によりインターネット技術の発展に多大な貢献を果たし、『メールの父』とも呼ばれる。 2016年に逝去後も、その影響は今日のコミュニケーション手段に色濃く残っている。

1941年レイ・トムリンソン 2016年