04月22日

出来事 - 経済・産業

1927年

昭和金融恐慌対策として金銭債務の3週間の支払い猶予（モラトリアム）を緊急実施。

1927年4月22日、昭和金融恐慌への対策として被債務者に支払い猶予が緊急実施されました。
昭和金融恐慌は昭和2年の株価急落を契機に発生した信用収縮の危機でした。 政府は金融機関の連鎖倒産を防ぐため、モラトリアムを導入し3週間の債務支払い猶予を認めました。 この措置は地方銀行から大企業まで幅広く適用され、一時的に資金繰りの悪化を緩和しました。 しかし根本的な景気回復には至らず、後に追加的な金融政策が必要となりました。 この経験は後の金融危機対策の先例として注目されています。
1927年 昭和金融恐慌 モラトリアム
1970年

同年1月22日に商業運航を開始したボーイング747型機が、初めて日本航空に受領される。

商業運航を開始したボーイング747型機が初めて日本航空に納入された。
1970年1月22日に商業運航を開始したボーイング747型「ジャンボジェット」は、その後世界の空を席巻。 同機の初納入先は日本航空で、4月22日に最初の機体を正式に受領。 これによりJALは長距離大量輸送体制を強化し、海外路線の拡大や国際競争力の向上を図った。 747の導入は日本の航空史における一大転換点となった。
1970年 1月22日 ボーイング747 日本航空
1985年

パンナムが太平洋路線と機材・従業員・各種の権利をユナイテッド航空に売却。

パンナムが太平洋路線事業などをユナイテッド航空に売却。
1985年4月22日、経営難に陥っていたパンアメリカン航空（パンナム）は、太平洋路線を中心とする主要路線、航空機、関連従業員、各種運航権をユナイテッド航空に譲渡。 この取引によりパンナムは巨額の債務削減を図り、ユナイテッド航空は国際路線網を大幅に拡充。 航空業界の再編の象徴的な出来事として知られている。
1985年 パンナム ユナイテッド航空