永和9年3月3日
王羲之が名士41名を別荘に招いて宴を開き、詩集の序文として『蘭亭序』を書く。
中国の東晋時代の書家・王羲之が詩宴の序文として『蘭亭序』を書き上げた歴史的な出来事です。
353年、中国東晋の書家王羲之は名士を蘭亭に招き宴を開催し、詩集の序文として『蘭亭序』を執筆しました。
蘭亭序は行書の傑作と評され、後世の書道に多大な影響を与えました。
書かれた墨跡は現存しませんが、真跡を写した多くの臨書が伝わります。
宴会では詩を詠み合う曲水の宴が行われ、風雅な雰囲気が漂いました。
『蘭亭序』は「天下第一行書」と称され、中国文化史上の重要遺産となりました。
353年
永和
3月3日
王羲之
蘭亭序