04月22日の命日 - 芸術家・音楽家

1776年

ヨハン・アドルフ・シャイベ

(1708 - 1776)

作曲家

ドイツ出身の作曲家・音楽理論家。バッハ批判で知られる。

1708年にキールで生まれ、法学を学んだ後に音楽へ転向した。コペンハーゲン宮廷のオルガニストや指揮者として活躍し、多彩な作品を発表した。 1740年代には批評書『批判的音楽家』を著し、バッハを厳しく論じた。自身もカンタータや合唱曲を作曲し、デンマーク音楽の発展に寄与した。 1776年にコペンハーゲンで没し、その理論と作品は後世に影響を与え続けている。

1776年ヨハン・アドルフ・シャイベ 1708年

1782年

ヨゼフ・フェルディナンド・ゼゲル

(1716 - 1782)

作曲家

18世紀の作曲家。古典派スタイルの作品を残した人物。

1716年に生まれたと伝えられるが、詳細な生涯は史料に乏しい。交響曲や室内楽、小品などを作曲し、古典派音楽に属する。宮廷や教会の依頼に応じた作品発表があった可能性があるが、正確な記録は限られる。音楽理論への貢献を示す文献も一部に散見される。 1782年に没したとされ、その作品は研究者の関心を集めている。

1782年ヨゼフ・フェルディナンド・ゼゲル作曲家 1716年

1844年

アンリ・モンタン・ベルトン

(1767 - 1844)

ヴァイオリニスト、作曲家、教師

ヴァイオリニスト作曲家教師

フランスのヴァイオリニスト・作曲家。オペラや歌曲を数多く手がけた。

1767年にパリで生まれ、パリ音楽院でヴァイオリンと作曲を学んだ。 1790年にローマ大賞（プルミエ・ドローム）を受賞し、留学経験を経て帰国した。ヴァイオリニストとして演奏活動を行う一方、オペラや宗教曲を数多く作曲した。パリ音楽院の教授として後進の指導に当たり、多くの弟子を育成した。 1844年に没し、19世紀フランス音楽史に名を刻む教育者兼作曲家として知られている。

1844年アンリ・モンタン・ベルトン 1767年

1866年

ジュゼッペ・トミンツ

(1790 - 1866)

画家

イタリア出身の画家。 19世紀に風景画や肖像画で知られる。

ジュゼッペ・トミンツは1790年にイタリアで生まれた画家。 19世紀前半にイタリア国内で活躍し、風景画や肖像画を手がけた。柔らかな色調と繊細な筆遣いを特徴とし、ロマン主義の要素を取り入れた作風が知られる。生涯を通じて多数の作品を制作し、その画業は後の世代の芸術家に影響を及ぼした。 1866年4月22日に没し、イタリア絵画史に名を残した。

1866年ジュゼッペ・トミンツ 1790年

1892年

エドゥアール・ラロ

(1823 - 1892)

作曲家

フランスの作曲家。『スペイン交響曲』で知られる。

エドゥアール・ラロは1823年にフランスで生まれた作曲家。室内楽やピアノ作品を手がけた後、1874年に『スペイン交響曲』を完成。スペイン民族音楽のリズムと旋律を取り入れたこの作品はヴァイオリン協奏曲として名高い。ほかにもチェロ協奏曲や歌劇など多彩なジャンルで活躍し、ロマン派音楽に個性的な彩りを加えた。 1892年4月22日にパリで没し、フランス音楽史に足跡を残した。

1892年エドゥアール・ラロ作曲家 1823年

1910年

荻原碌山

(1879 - 1910)

彫刻家

日本の彫刻家。写実的な洋風彫刻を先駆的に手がけた。

荻原碌山は1879年に山梨県で生まれ、日本初の本格的洋風彫刻家として知られる。東京美術学校で学んだ後、渡欧して西洋の技法を習得。帰国後は写実主義を基調とした『老猿』などの作品を制作し、国際展でも高い評価を受けた。『ビルマの少女』など多様な主題に挑戦し、日本の近代彫刻の礎を築いた。 1910年4月22日に31歳で没し、その功績は後進に大きな影響を与え続けている。

1910年荻原碌山彫刻家 1879年

1945年

ケーテ・コルヴィッツ

(1867 - 1945)

版画家、彫刻家

版画家彫刻家

ドイツの版画家・彫刻家。社会的弱者の悲劇を表現した。

ケーテ・コルヴィッツは1867年にドイツで生まれ、女性として初めてベルリン芸術アカデミーに学んだ。第一次世界大戦や息子の死などの体験を背景に『飢餓』『戦争』などの版画連作を制作。社会的弱者や戦争犠牲者への共感を込めた表現で国際的に高く評価された。彫刻作品『母親像』シリーズは深い母性愛と哀しみを象徴する。 1945年4月22日にベルリンで没し、その作品は今日も多くの人々に感動を与え続けている。

1945年ケーテ・コルヴィッツ版画家 1867年

1984年

アンセル・アダムス

(1902 - 1984)

写真家

20世紀を代表するアメリカの写真家。自然風景のモノクロ作品で知られる。

アンセル・アダムスは1902年にアメリカで生まれた写真家です。特にヨセミテ国立公園の自然風景を対象としたモノクロ作品で世界的に有名になりました。ゾーンシステムを開発し、露出と現像の技術を体系化したことでも知られています。環境保護活動にも積極的に関わり、自然の美しさと保存の重要性を訴えました。1984年4月22日に逝去しました。

1984年アンセル・アダムス写真家 1902年

2005年

エドゥアルド・パオロッツィ

(1924 - 2005)

彫刻家、美術家

彫刻家美術家

スコットランド出身の彫刻家・美術家。ポップ・アート運動の先駆者。

1924年エジンバラ生まれ。彫刻家・美術家としてコラージュやブロンズ彫刻など多彩な作品を発表。ポップ・アート運動の先駆者として国際的に高い評価を得た。ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで教育に携わり、後進の指導にも尽力。2005年に逝去した。

エドゥアルド・パオロッツィ美術家 1924年

2006年

砂川憲和

(1974 - 2006)

尺八奏者

日本の尺八奏者。伝統音楽の保存と普及に尽力した。

1974年生まれ。尺八奏者として伝統音楽の演奏だけでなく、現代音楽や他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも行った。幅広い音楽表現で人気を集め、後進の育成や普及活動にも力を注いだ。2006年に逝去した。

砂川憲和尺八 1974年

2008年

川越美和

(1973 - 2008)

女優、歌手

女優歌手

日本の女優・歌手。テレビドラマや舞台で活躍し、歌手としても作品を発表した。

1973年生まれ。女優としてテレビドラマや映画、舞台で幅広く活躍。並行して歌手活動も展開し、シングルやアルバムをリリース。多才な表現力でファンを魅了し、エンタテインメント界で存在感を示した。2008年に逝去した。

川越美和 1973年

2012年

岩代浩一

(1930 - 2012)

作曲家

日本の作曲家。映画やテレビ音楽を手掛けた。

1930年生まれ。東京芸術大学音楽学部を卒業後、映画やテレビドラマの音楽制作に携わる。叙情的なメロディと細やかな編曲で評価され、数多くの作品でサウンドトラックを担当。CM音楽や演劇音楽の分野でも活躍し、幅広いジャンルに作品を提供した。後進の育成にも力を注ぎ、作曲家としての後輩からも慕われた。

岩代浩一 1930年