グラウネーション・デー

ラスタファリ運動の記念日。ラスタファリ運動において「神の化身」と信じられているエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世が1966年にジャマイカを訪問した日。

ハイレ・セラシエ1世のジャマイカ訪問を祝う、ラスタファリ運動の重要な祝祭日。
グラウネーション・デーは、1966年4月21日にエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世がジャマイカを訪問した日を記念するラスタファリ運動の祝日です。ラスタファリ教徒にとってセラシエ1世は神の化身とみなされ、その訪問は信仰の深化とコミュニティの結束を象徴します。世界中のラスタファリ信徒は集会や祈り、歌とドラムを用いた儀式を行い、精神的な再生と平和を祈念します。ジャマイカでは公的な祝日ではないものの、象徴的な意味合いから文化行事として広く認識されています。音楽や詩の朗誦、伝統的衣装をまとったパレードなどを通じて、ラスタファリ文化の多彩さを体験できます。
グラウネーション・デー 英語版 ラスタファリ運動 エチオピア ハイレ・セラシエ1世 1966年 ジャマイカ

正御影供

国・地域: 日本

弘法大師空海は承和2年(835年)3月21日、高野山奥の院にて入定。この日を西暦に換算した4月21日、ゆかりの寺院では「正御影供」が執り行なわれる。京都の東寺(教王護国寺)では、この日に限り国宝の御影堂(大師堂)の外陣に上がることが許され、また、灌頂院の絵馬が開帳される。

弘法大師空海の入定を追悼し、御影供を修する真言密教の法要日。
正御影供は、弘法大師空海が承和2年(835年)3月21日に高野山奥の院で入定した日を西暦4月21日に換算して行われる仏教儀式です。全国の真言宗寺院や高野山をはじめとするゆかりの地で法要が営まれ、大師の御影(肖像画)を本尊とした御影堂での参拝が許されます。京都の東寺では国宝の御影堂の外陣に上がる特別公開や、灌頂院の絵馬開帳が行われ、多くの僧侶や信徒が参拝します。大師の教えを偲び、真言密教の修法や研修会が併せて実施されることもあります。深い祈りとともに空海の遺徳を称える重要な伝統行事です。
日本 空海 835年 3月21日 高野山 東寺