ローマの創建記念日
ローマの建国神話で、紀元前753年にロームルスがローマ(王政ローマ)を建設し、王となったとされている日。
古代ローマの建国神話に基づく、ロームルスによる都市建設を祝う日。
ローマの創建記念日は、ローマ建国の神話に基づく起源を現代に伝える記念日です。伝説によると紀元前753年4月21日にロームルスが都市を築き、ローマの初代王となったとされています。ロームルスとロムルス兄弟の物語は、ローマの象徴的なシンボルとして今日まで語り継がれています。現代のイタリアでは公式な祝日ではありませんが、多くの歴史研究や文化イベントで取り上げられます。考古学や古代史を学ぶ際の重要なトピックであり、ローマの歴史的アイデンティティを象徴する日として知られています。
ローマ
建国神話
紀元前753年
ロームルス
王政ローマ
チラデンテス記念日
国・地域:
ブラジル
ブラジル独立運動の英雄・チラデンテスが1792年に処刑された日。
1792年に独立運動家チラデンテスが処刑された日に、自由と独立を称えるブラジルの国民的記念日。
チラデンテス記念日は、1792年4月21日に処刑されたブラジル独立運動のリーダー、ホアキン・ジョゼ・シルバ・シャヴィエル(通称チラデンテス)を追悼する日です。彼はポルトガルからの独立を目指す反乱を指導し、その殉教は後の独立運動に大きな影響を与えました。ブラジル全土で店舗や公共機関が休業し、議会の開会式や式典が行われます。国旗の掲揚やパレード、記念公演などを通じて自由と民主主義の価値が再確認されます。ブラジル独立への道筋を築いた英雄への感謝を示す重要な祝日です。
ブラジル
チラデンテス
1792年
グラウネーション・デー
ラスタファリ運動の記念日。ラスタファリ運動において「神の化身」と信じられているエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世が1966年にジャマイカを訪問した日。
ハイレ・セラシエ1世のジャマイカ訪問を祝う、ラスタファリ運動の重要な祝祭日。
グラウネーション・デーは、1966年4月21日にエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ1世がジャマイカを訪問した日を記念するラスタファリ運動の祝日です。ラスタファリ教徒にとってセラシエ1世は神の化身とみなされ、その訪問は信仰の深化とコミュニティの結束を象徴します。世界中のラスタファリ信徒は集会や祈り、歌とドラムを用いた儀式を行い、精神的な再生と平和を祈念します。ジャマイカでは公的な祝日ではないものの、象徴的な意味合いから文化行事として広く認識されています。音楽や詩の朗誦、伝統的衣装をまとったパレードなどを通じて、ラスタファリ文化の多彩さを体験できます。
グラウネーション・デー
英語版
ラスタファリ運動
エチオピア
ハイレ・セラシエ1世
1966年
ジャマイカ
民放の日
国・地域:
日本
1951年のこの日に日本初の民間放送が事業を開始した(16社にラジオ放送局の予備免許が与えられた)ことにちなみ、日本民間放送連盟が1968年に「放送広告の日」として制定。1993年に「民放の日」に改称された。毎年4月21日から4月27日までは民放週間となる。90年代までは21日には、全民放テレビ同時ネットの記念番組が16時台に流れたほか、各局で5分間「民放連会長あいさつ」がVTRネットで流れていた。
日本初の民間放送開始を祝し、民間放送の発展をたたえる記念日。
民放の日は、1951年4月21日に日本で初めて民間放送局に予備免許が与えられ、ラジオ放送事業が開始されたことを起源とします。1968年に日本民間放送連盟が放送広告の普及を目的に「放送広告の日」として制定し、1993年に「民放の日」と改称しました。毎年4月21日から27日は民放週間とされ、各局で記念番組やスペシャル企画が放送されます。90年代まではテレビでの同時ネット番組や連盟会長あいさつの映像配信が恒例となっていました。今日では放送の自由と多様性を祝うとともに、地域密着の情報発信や広告文化の発展を振り返る機会となっています。
日本
1951年
民間放送
ラジオ
放送局
日本民間放送連盟
1968年
1993年
オーベルジュの日
オーベルジュの魅力や文化を伝えるため、日本オーベルジュ協会が制定。日付は、日本で本格的なオーベルジュが誕生した1986年(昭和61年)4月21日にちなむ。
本格的オーベルジュ誕生の日に、日本の宿泊食文化を楽しむ記念日。
オーベルジュの日は、日本オーベルジュ協会が1986年4月21日の国内初のオーベルジュ開業日を記念して制定しました。オーベルジュは食事と宿泊を一体で提供するレストラン型宿泊施設で、高品質な料理と心地よい滞在が魅力です。この日は協会加盟施設で特別メニューや限定プランが用意され、全国のオーベルジュ文化に触れる機会となります。旅やグルメを愛する人々に向けて、地域の旬の食材やおもてなしの心を体験できるイベントが各地で開催されます。ゆったりと過ごしながら地元の魅力を再発見し、日本の食と観光の融合した新たな魅力を感じる日です。
オーベルジュ
1986年
正御影供
国・地域:
日本
弘法大師空海は承和2年(835年)3月21日、高野山奥の院にて入定。この日を西暦に換算した4月21日、ゆかりの寺院では「正御影供」が執り行なわれる。京都の東寺(教王護国寺)では、この日に限り国宝の御影堂(大師堂)の外陣に上がることが許され、また、灌頂院の絵馬が開帳される。
弘法大師空海の入定を追悼し、御影供を修する真言密教の法要日。
正御影供は、弘法大師空海が承和2年(835年)3月21日に高野山奥の院で入定した日を西暦4月21日に換算して行われる仏教儀式です。全国の真言宗寺院や高野山をはじめとするゆかりの地で法要が営まれ、大師の御影(肖像画)を本尊とした御影堂での参拝が許されます。京都の東寺では国宝の御影堂の外陣に上がる特別公開や、灌頂院の絵馬開帳が行われ、多くの僧侶や信徒が参拝します。大師の教えを偲び、真言密教の修法や研修会が併せて実施されることもあります。深い祈りとともに空海の遺徳を称える重要な伝統行事です。
日本
空海
835年
3月21日
高野山
東寺