1109年
アンセルムス
(1033 - 1109)
カンタベリー大司教、神学者、哲学者
カンタベリー大司教
神学者
哲学者
11世紀に活躍したイングランドの宗教指導者で、カンタベリー大司教を務めました。
神学と哲学を融合させた思索で知られ、『プロスロギオン』などの著作で信仰と理性の調和を説いた人物です。
1033年にイタリア北部で生まれ、幼少期にイングランドへ移住。
教会教育を受けた後、修道士としての修行を経て1093年にカンタベリー大司教に就任。
聖職者の改革に努め、教会の独立性を守るために王権と対立することもあった。
著作『プロスロギオン(説理論)』では神の存在証明を論じ、後世のスコラ哲学に大きな影響を与えた。
信仰と理性の調和を追求したその思想は、学問史と教会史の両面で重要な位置を占めています。
1109年
アンセルムス
カンタベリー大司教
神学者
哲学者
1033年