慶長13年3月7日

中江藤樹

(1608 - 1648)

陽明学者

陽明学者
江戸時代初期の陽明学者。
中江藤樹(1608年-1648年)は近江国(現在の滋賀県)出身の儒学者で、陽明学を日本に広めた第一人者です。孝行と実践を重視する教学を説き、地域社会に根ざした教育活動を行いました。豊かな人間性と倫理観を育む実学を強調し、後の学者や藩校教育に大きな影響を残しました。その生涯は「近江聖人」と称えられ、江戸幕府にも学問的示唆を与えました。
1608年 慶長 3月7日 中江藤樹 陽明学者 1648年
1828年

イポリット・テーヌ

(1828 - 1893)

哲学者、文学史家

哲学者 文学史家
フランスの哲学者・文学史家。実証主義の立場から文学批評を行った。
イポリット・テーヌは1828年にフランスで生まれ、実証主義哲学を文学研究に応用した先駆者である。文学作品を歴史的・社会的文脈の中で分析し、『イギリス文学史』など多数の著作を残した。心理学や社会科学の視点を取り入れた批評手法は、その後の文学研究にも大きな影響を与えた。フランス学士院の会員として学術界で活躍し、人間行動の科学的理解を追求した。1893年に没するまで幅広い分野で精力的に執筆と講演を行った。
1828年 イポリット・テーヌ 哲学者 文学史家 1893年
1848年

カール・シュトゥンプ

(1848 - 1936)

哲学者、心理学者

哲学者 心理学者
ドイツの哲学者・心理学者。音楽心理学の研究で知られる。
カール・シュトゥンプは1848年にドイツで生まれ、哲学と言語学のバックグラウンドを持ちながら心理学分野に貢献した。特に音楽知覚や感情の研究に注力し、『Tonpsychologie』などの著作を発表した。ミュンヘン大学で心理学研究所の設立に関わり、後の現象学派やゲシュタルト心理学に影響を与えた。ブラントーノの弟子として内観法を取り入れ、実験的手法と哲学的考察を融合した学際的アプローチを提唱した。1936年に没するまで、多くの門下生を育成し心理学の発展に寄与した。
1848年 カール・シュトゥンプ 哲学者 心理学者 1936年