明治4年3月1日
東京・京都・大阪に62ヶ所の郵便役所を設置し、元四日市町(現東京都中央区日本橋一丁目)に四日市郵便役所が開局され業務を開始。(郵政記念日)
1871年、日本では東京・京都・大阪に62ヶ所の郵便役所が設置され、郵便制度が本格的に始まりました。
明治政府は近代国家建設の一環として郵便制度を整備し、東京・京都・大阪に62ヶ所の郵便役所を設置しました。
特に日本橋一丁目の元四日市町(現・中央区日本橋一丁目)に開局した四日市郵便役所は、日本最初期の郵便役所の一つとされます。
同日に業務を開始したことで、国内の通信インフラが大きく拡充されました。
以降、郵便制度は全国へと次第に展開し、民間・官公庁間の情報伝達を支える基盤となりました。
現在では郵政記念日として、郵便制度の歴史を振り返る記念日になっています。
1871年
明治
3月1日
郵便
郵政記念日
1906年
鉄道国有法施行。
1906年、鉄道国有法が施行されて日本の主要鉄道網が国有化されました。
鉄道国有法は1906年に公布・施行され、主要な私鉄17社を国有化しました。
これにより鉄道網の整備と統一が図られ、輸送効率の向上が期待されました。
国有化は軍事輸送の迅速化を目的とし、日露戦争後の国家戦略として重要視されました。
その後、日本の鉄道は官営として発展し、戦後の日本国有鉄道(国鉄)へと引き継がれました。
鉄道網の拡大と整備は経済成長にも大きく寄与し、現在のJR各社の前身となっています。
1906年
鉄道国有法
1959年
東海道新幹線起工式。
1959年4月20日に東海道新幹線の起工式が行われ、日本の高速鉄道計画が正式に始動しました。
この起工式は東京と大阪を結ぶ世界初の高速鉄道建設の出発点となりました。 新幹線計画は1950年代の経済成長と技術革新を背景に打ち出された国家プロジェクトで、1964年の開業を目指しました。 式典には政府関係者や鉄道関係者が出席し、日本のインフラ整備に対する期待が高まりました。 その後の工事により安全性と速達性を両立した鉄道路線が誕生し、日本の鉄道史に画期的な一歩を刻みました。
1959年
東海道新幹線
1959年
日本初の修学旅行専用電車「ひので」「きぼう」が運行開始。
1959年4月20日に日本初の修学旅行専用電車「ひので」と「きぼう」の運行が開始されました。
日本国有鉄道(国鉄)は教育旅行の需要に応じ、修学旅行専用電車を初めて導入しました。 列車は「ひので」と「きぼう」と命名され、学生を東京・京都間などへ安全かつ快適に輸送しました。 専用車両には座席配置や荷物置き場が工夫され、旅行の効率化と学習効果向上を図りました。 この取り組みは戦後の教育旅行の普及を促し、多くの学校で活用されました。
修学旅行専用電車
「ひので」「きぼう」
1966年
国鉄の在来線全線に自動列車停止装置 (ATS) の設置を完了。
1966年4月20日までに国鉄の在来線全線で自動列車停止装置(ATS)の設置が完了しました。
自動列車停止装置(ATS)は、列車の速度超過や信号無視を防止する安全装置です。 国鉄は1960年代の鉄道安全強化策の一環としてATS導入を進め、1966年4月20日に全在来線での設置を達成しました。 これにより人為的ミスによる事故発生のリスクが大幅に低減されました。 以降、ATSは各種改良を経て新幹線や私鉄路線にも導入され、現在の鉄道安全技術の基礎となっています。
1966年
国鉄
自動列車停止装置
1971年
国鉄常磐線の綾瀬駅 我孫子駅間で複々線化が完成。同時に帝都高速度交通営団千代田線と相互直通運転を開始。
常磐線の綾瀬駅〜我孫子駅間で複々線化が完成し、千代田線との相互直通運転が始まった日。
1971年4月20日、国鉄常磐線の綾瀬駅から我孫子駅間の複々線化が完成しました。
これにより千代田線との相互直通運転が可能となり、都心部と郊外のアクセスが大幅に向上しました。
副都心方面への直通列車は乗り換えなしで利用できるようになり、通勤・通学の利便性が増大しました。
複々線化は混雑緩和と列車運行本数の増加に貢献し、当時の公共交通網の発展に大きく寄与しました。
この事業は現在の東京近郊路線網の基盤となり、今日まで継続して利用されています。
1971年
常磐線
綾瀬駅
我孫子駅
複々線
帝都高速度交通営団
千代田線
相互直通運転
1982年
福岡市地下鉄空港線延長部(天神駅 中洲川端駅間)、箱崎線(中洲川端駅 呉服町駅間)開業。
福岡市地下鉄空港線と箱崎線の延長区間が開業し、市内交通ネットワークが拡充した日。
1982年4月20日、福岡市地下鉄空港線の天神駅〜中洲川端駅間延長部と、箱崎線の中洲川端駅〜呉服町駅間が同時に開業しました。
これにより博多・天神間のアクセスが大幅に改善し、地下鉄利用者が増加。
延長区間は市中心部を南北に縦断し、都市の回遊性を高めました。
箱崎線は住宅地と中心市街地を結び、通勤通学の利便性を支えました。
開業当初から沿線地域の発展を促進し、現在も福岡市の主要路線として利用されています。
1982年
福岡市地下鉄空港線
天神駅
中洲川端駅
箱崎線
中洲川端駅
呉服町駅
2000年
都営地下鉄12号線・新宿駅 国立競技場駅間が延伸。同時に都営12号線から線名変更し大江戸線として開業。
都営地下鉄12号線が新宿駅から国立競技場駅まで延伸され、大江戸線として開業した日。
2000年4月20日、東京都交通局は都営地下鉄12号線の新宿駅から国立競技場駅間の延伸を実施。
同日に路線名を大江戸線と改称し、新たに運行を開始。
大江戸線は地下深くを走る環状路線として設計され、都心部の交通網に新たな利便性をもたらした。
全線開業までには複雑な工事や用地買収が行われ、地下トンネルの堀削には最新技術が投入された。
開業により沿線各駅のアクセスが向上し、地域の発展に寄与した。
2000年
新宿駅
国立競技場駅
大江戸線
2006年
北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線がこの日の運転を最後に全線廃止。
北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線が運転を終了し、全線が廃止された日。
2006年4月20日、北海道ちほく高原鉄道が運営するふるさと銀河線が最終運行を迎え、全線が廃止された。
路線は1987年に国鉄相生線を引き継いで開業し、十勝平野と森を結ぶ観光路線として親しまれた。
しかし人口減少や自動車利用の増加により利用者が減少し、経営が悪化。
廃止に伴い沿線自治体は代替バス路線の整備など地域交通の維持に取り組んだ。
閉線当日は多くの鉄道ファンが集まり、惜別のイベントが開催された。
2006年
北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線