1966年

国鉄の在来線全線に自動列車停止装置 (ATS) の設置を完了。

1966年4月20日までに国鉄の在来線全線で自動列車停止装置(ATS)の設置が完了しました。
自動列車停止装置(ATS)は、列車の速度超過や信号無視を防止する安全装置です。 国鉄は1960年代の鉄道安全強化策の一環としてATS導入を進め、1966年4月20日に全在来線での設置を達成しました。 これにより人為的ミスによる事故発生のリスクが大幅に低減されました。 以降、ATSは各種改良を経て新幹線や私鉄路線にも導入され、現在の鉄道安全技術の基礎となっています。
1966年 国鉄 自動列車停止装置
1967年

アメリカの無人探査機「サーベイヤー3号」が月面に着陸。

1967年4月20日にアメリカの無人探査機サーベイヤー3号が月面に着陸しました。
NASAのサーベイヤー計画の一環として、サーベイヤー3号は1967年4月20日に月面に軟着陸しました。 月表面の画像撮影や土壌分析を行い、地質データを地球に送信しました。 着陸地点は海の小路(Oceanus Procellarum)付近で、着陸後の運用は数週間にわたって継続されました。 のちにアポロ12号の乗組員が機体の一部を回収し、地球実験室で詳しい調査が行われました。 サーベイヤー計画は後の有人月探査に重要な成果をもたらしました。
1967年 サーベイヤー3号
1972年

アメリカの宇宙船「アポロ16号」が月面に着陸。

アポロ計画6度目の有人月着陸ミッション、アポロ16号が月面に着陸した日。
1972年4月20日、アポロ計画の6回目の有人月着陸ミッションとなるアポロ16号が月面に着陸しました。 司令船パイロットのジョン・ヤングと月着陸船パイロットのチャールズ・デュークがディアホーン・クレーターにタッチダウン。 搭乗していたケン・マティングリーは指令船で待機し、着陸と月面活動を支えました。 月面での岩石採取や地質調査、静電防止実験など多彩な科学実験が行われました。 アポロ16号の成功は高度化する月探査技術を示し、後続のミッションに大きな成果をもたらしました。
1972年 アポロ16号