04月20日の誕生日 - 芸術家・音楽家

1805年

フランツ・ヴィンターハルター

(1805 - 1873)

画家

19世紀ドイツ出身の肖像画家。ヨーロッパ王侯貴族の宮廷画家として活躍。

1805年にシュトゥットガルト近郊で生まれた。細密な筆致と優美な色彩表現で王侯貴族の肖像画を多数制作。ヴィクトリア女王やナポレオン3世ら欧州各国の皇族をモデルに起用。ロマン主義の流れを組みつつ、優雅さを追求した作風が特徴。パリを拠点に国際的に高い評価を得た。 1873年に没し、その作品は現在も世界各地で鑑賞されている。

1805年フランツ・ヴィンターハルター画家 1873年

1840年

オディロン・ルドン

(1840 - 1916)

画家

フランスの象徴主義を代表する画家。幻想的かつ神秘的なモノクロ作品と鮮やかな油彩画を手がけた。

1840年にベルジュラック近郊で生まれ、绘本挿画やリトグラフを手がけることで頭角を現す。象徴主義の旗手として、夢や神話をモチーフにした独自の作風を確立。初期のモノクロ作品『黒の画集』で知られ、後期には色彩豊かなパステル画や油彩を発表。友人のポール・ゴーギャンや印象派の作家たちとも交流し、当時の前衛芸術に大きな影響を与えた。晩年は教育者としても活動し、多くの若手画家を指導した。

1840年オディロン・ルドン 1916年

弘化元年3月3日

幸野楳嶺

(1844 - 1895)

日本画家

京都を拠点に活動し、南画や花鳥画で知られた日本画家。画塾「梅嶺社」を設立し、明治期の日本画再興に貢献した。

1844年に江戸で生まれ、幼少期から絵に親しむ。京都で狩野派や四条派の技法を学び、後に画塾「梅嶺社」を開設。花鳥画や人物画を得意とし、北斎や写生画の影響を受けた表現を展開。門人には竹内栖鳳や川島曽根などがいて、近代日本画の基礎を築いた。 1895年に没し、その芸術と教育活動は後世にも大きな影響を残している。

1844年弘化 3月3日幸野楳嶺日本画家 1895年

ユリウス暦4月8日

ニコライ・ミャスコフスキー

(1881 - 1950)

作曲家

ロシアの作曲家。27の交響曲を残し「ロシア交響曲の父」と称された。

1881年にモスクワ近郊で生まれ、モスクワ音楽院で学ぶ。交響曲を中心に室内楽、ピアノ曲など多数の作品を作曲し、その深い叙情性が特徴。第一次世界大戦の従軍経験を作品に反映し、感情豊かな音楽を展開。モスクワ音楽院で後進の指導にも当たり、ショスタコーヴィチなど多くの作曲家を育てた。 1950年に没し、その影響はソ連音楽界に大きな足跡を残した。

1881年ユリウス暦ニコライ・ミャスコフスキー作曲家 1950年

1893年

ジョアン・ミロ（ホアン・ミロ）

(1893 - 1983)

画家

スペイン出身の前衛画家。シュルレアリスム運動を代表し、独自の抽象表現で知られる。

1893年にスペイン・バルセロナ近郊で生まれる。絵画のみならず、彫刻や陶芸など多彩な分野で創作活動を展開。超現実主義の流れを汲み、夢や潜在意識を想起させる色彩豊かな作品を多数制作。 1930年代にはパリを拠点に活動し、国際的な評価を確立。主な作品に「青の絵画」「星座」シリーズなどがあり、美術史に大きな影響を与えた。 1983年にパリで亡くなり、その革新的な表現は現代芸術にも多大な影響を与えた。

1893年ジョアン・ミロ 1983年

1896年

松田権六

(1896 - 1976)

漆芸家

日本の漆芸家。伝統技法と斬新なデザインを融合させた作品で知られる。

1896年に京都で生まれる。漆工芸を学び、独自の色彩感覚と造形美を追求。伝統的な蒔絵や螺鈿といった技法を現代的にアレンジした作品を多数制作。国内外の工芸展で高い評価を受け、日本の漆芸を世界に紹介。後進の育成にも力を入れ、多くの弟子を育てた。 1976年に逝去し、その革新的な作品は現在も工芸界で高く評価されている。

1896年松田権六漆芸家 1976年

1906年

赤坂小梅

(1906 - 1992)

歌手

日本の歌手。昭和期の流行歌を歌い、ラジオやレコードで人気を博した。

赤坂小梅（1906–1992）は日本の歌手。戦前から戦後にかけて歌手として活動し、唱歌や流行歌を数多くレコーディングしました。ラジオ番組への出演も重ね、当時の音楽シーンを支えました。柔らかな声質と表現力で幅広い世代に愛され、多くの後進の歌手に影響を与えました。晩年まで音楽活動を続け、1992年に逝去しました。

1906年赤坂小梅歌手 1992年

1908年

ライオネル・ハンプトン

(1908 - 2002)

ジャズヴィブラフォン奏者

アメリカのジャズ・ヴィブラフォン奏者。バンドリーダーとしても活躍した。

ライオネル・ハンプトン（1908–2002）はアメリカのジャズ・ヴィブラフォン奏者で、ビッグバンドのバンドリーダーとしても知られています。1920年代後半に演奏家として注目を集め、ベニー・グッドマンのバンドに参加して大きな評価を得ました。1930年代には自身のバンドを結成し、独自のリズム感あふれる演奏スタイルでジャズ界に大きな影響を与えました。作曲家・編曲家としても活躍し、『Hamp's Boogie Woogie』などのヒット曲を生み出しました。長寿を全うし、2002年に94歳で逝去しました。

1908年ライオネル・ハンプトンジャズヴィブラフォン 2002年

1910年

高山英華

(1910 - 1999)

都市計画家、建築家

都市計画家建築家

日本の都市計画家・建築家。都市空間と建築デザインに携わった。

高山英華（1910–1999）は日本の都市計画家・建築家です。都市計画家として都市構造の分析や開発計画の立案に携わり、住環境の向上を追求しました。建築家としては公共施設や住宅の設計を手掛け、機能性と景観を両立させたデザインを志向しました。各地の都市開発プロジェクトに参画し、地域社会の発展に貢献しました。後進の建築家や都市計画家を育成し、その業績は多くのプロジェクトで今も受け継がれています。1999年に逝去しました。

1910年高山英華都市計画家建築家 1999年

1923年

ティト・プエンテ

(1923 - 2000)

マンボミュージシャン

マンボやラテンジャズをはじめ多彩なリズムを生み出した。『ティンバレスの王様』とも称された巨匠。

1923年、ニューヨーク市にプエルトリコ移民の家族に生まれる。若い頃からラテン音楽に親しみ、パーカッション奏者として頭角を現す。プエンテは特にティンバレスの名手として知られ、『El Rey del Timbal（ティンバレスの王様）』の異名を持つ。マンボやサルサをはじめ多彩なジャンルを手掛け、多数のアルバムを発表。その革新的なリズムとエネルギッシュな演奏はラテン音楽界に大きな影響を与えた。 2000年にアメリカで逝去、現在もその音楽は世界中で愛され続けている。

1923年ティト・プエンテマンボミュージシャン 2000年

1929年

永井一正

グラフィックデザイナー

1929年永井一正グラフィックデザイナー

1932年

瀬尾脩

(1932 - 2014)

撮影技師

1932年4月20日生まれの撮影技師。映像作品の制作を技術面で支えた。

1932年瀬尾脩撮影技師 2014年