1988年

NTTが東京・大阪・名古屋でISDNのサービスを開始。

1988年4月19日、NTTが東京・大阪・名古屋でISDNサービスを開始し、次世代通信時代の幕開けを告げた。
1988年4月19日、日本電信電話公社(現NTT)は東京、大阪、名古屋の三大都市圏で初めてISDN(統合サービスデジタル網)の商用サービスを開始した。ISDNは音声とデータを同一回線でデジタル伝送できる技術であり、従来のアナログ回線に比べ通信品質と速度が飛躍的に向上した。企業や官公庁、研究機関を中心に高速データ通信需要が高まり、インターネット接続の基盤としても利用が広がった。その後、NTTは全国へサービスエリアを拡大し、国内の通信インフラ整備に大きく寄与した。今日のブロードバンド社会の礎を築いた歴史的な一歩といえる。
1988年 NTT 東京 大阪 名古屋 ISDN