1995年

東京外国為替市場で1ドル=79.75円の当時としては史上最高値に達する。

1995年4月19日、東京外国為替市場で1ドル=79.75円の史上最高値を記録した。
1995年4月19日、東京外国為替市場において円相場が1ドル=79.75円の史上最高値を記録した。プラザ合意(1985年)以降の円高傾向が続き、アジア通貨危機前の金融環境も相まって円高が加速した。日本の輸出産業は収益悪化や海外展開戦略の見直しを迫られ、政府と日銀は過度な円高阻止のため為替介入を実施した。市場参加者間では日本経済の成熟と貿易収支の変化が円高要因と分析された。以降も為替相場は変動を続けたが、この日の水準は長く歴史的指標として引用されている。
東京外国為替市場 ドル