04月19日の命日 - 軍人・武人 | calendar.web-standard.org

天正6年3月13日

上杉謙信

(1530 - 1578)

戦国武将、関東管領

戦国武将関東管領

越後の戦国大名として活躍し、『軍神』と称された武将。義を重んじた名将として知られる。

1530年に越後国で生まれた上杉謙信は、関東管領職を継承し、北条氏や武田氏と幾度も合戦を繰り広げました。川中島の戦いでは武田信玄との激闘が有名で、敵味方を問わず戦場での義を重んじたエピソードが多く残ります。法華宗の信徒として信仰心が篤く、自ら毘沙門天を奉じて戦いに臨んだと伝えられます。領国経営にも優れ、治水や産業振興を通じて越後国の繁栄を支えました。 1578年3月13日に病没しましたが、後世に『軍神上杉謙信』として尊敬され続けています。

1578年天正 3月13日上杉謙信戦国武将関東管領 1530年

天正7年3月24日

上杉景虎

(1554 - 1579)

戦国武将

上杉謙信の養子となり、家督を巡る争いで知られる戦国武将。

1554年に生まれた上杉景虎は、越後の大名上杉謙信の養子として迎えられました。謙信の跡継ぎ問題で上杉景勝と対立し、御館の乱と呼ばれる内乱を引き起こしました。景虎は織田信長や徳川家康と関係を結び、一時的に織田氏の支援を受けました。しかし勢力を盛り返せず、1579年3月24日に自害して生涯を閉じました。彼の死は上杉家の統一をもたらし、景勝の時代へと移行させました。

1579年 3月24日上杉景虎 1554年

慶長3年3月14日

六角義賢

(1521 - 1598)

戦国武将

近江国を拠点とした戦国大名・六角氏の当主。織田信長らとの抗争を経験した。

1521年に近江国で生まれた六角義賢は、六角氏の血を引き、守護大名として勢力を誇りました。室町幕府の衰退とともに戦国大名として台頭し、朝倉氏や浅井氏らと同盟・対立を繰り返しました。 1568年には織田信長の進攻を受け、遂に京を追われる結果となりました。その後は隠居して出家し、1598年3月14日に亡くなりました。戦国時代の権力抗争を象徴する大名の一人です。

1598年慶長 3月14日六角義賢 1521年

慶長9年3月20日

黒田孝高

(1546 - 1604)

戦国武将

豊臣秀吉に仕えた名軍師。戦略眼と調略に優れた戦国武将。

1546年に播磨国で生まれた黒田孝高（如水）は、当初は明智光秀に仕えましたが、後に羽柴秀吉（豊臣秀吉）に仕えて頭角を現しました。四国征伐や九州征伐で軍師として活躍し、巧みな戦略と和議交渉で主君を支えました。キリシタン大名としても知られ、文化・教育にも関心を持ちました。関ヶ原の戦い後は、子の長政が筑前福岡藩主として栄誉を受け、孝高は隠居しました。 1604年に没し、その知略は後世の戦国武将にも多大な影響を与えました。

1604年 3月20日黒田孝高 1546年

元和9年3月20日

上杉景勝

(1556 - 1623)

大名

上杉家の家督を継ぎ、関ヶ原後に会津から米沢へ転封された大名。

1556年に生まれた上杉景勝は、上杉謙信の娘婿となり、1578年に家督を継ぎました。関ヶ原の戦いでは西軍に属し、敗戦後は当初会津120万石から米沢30万石へと大幅に減封されました。領内では藩政改革を行い、財政再建や産業振興に努めました。学問を重んじて漢学や軍学の奨励にも務めました。 1623年3月20日に亡くなり、米沢藩の礎を築いた人物として知られています。

1623年元和 3月20日上杉景勝大名 1556年

1916年

コルマール・フォン・デア・ゴルツ

(1843 - 1916)

ドイツ陸軍の元帥

プロイセン出身のドイツ陸軍元帥で、戦略研究家としても知られる。

1843年にプロイセンで生まれ、普仏戦争などに従軍し戦闘経験を積んだ。1883年には著書『国民皆兵』を発表し、国民軍の理念を提唱した。元帥として軍学校で教鞭を執り、戦術と戦略の体系化に取り組んだ。第一線での指揮経験を理論に結びつけ、多くの軍人を育成した。1916年に逝去し、その軍事理論は第一次世界大戦期の戦略論にも影響を与えた。

1916年コルマール・フォン・デア・ゴルツドイツ陸軍元帥 1843年

2006年

アルバート・スコット・クロスフィールド

(1921 - 2006)

テストパイロット

米海軍のテストパイロット。史上初めてマッハ2超の飛行に成功。

1921年にアメリカ・オハイオ州で出生。米海軍航空隊に入り、太平洋戦線などで搭乗した後、NASAの前身機関で試験飛行士に任命。 1953年、ベルX-1Aでマッハ2を突破し、音速の2倍飛行を世界初で達成。 X-5やX-4のテストにも参加し、超音速飛行の研究に貢献。退役後は航空宇宙コンサルタントとして活躍し、後進の育成にも尽力。

2006年アルバート・スコット・クロスフィールドテストパイロット 1921年

2024年

ムハンマド・ファーリス

(1951 - 2024)

軍人、宇宙飛行士

軍人宇宙飛行士

シリア空軍のパイロットで、アラブ世界初の宇宙飛行士として知られた軍人です。

ムハンマド・ファーリスはシリア空軍の軍人、宇宙飛行士。 1987年、ソユーズTM-3ミッションでアラブ世界初の宇宙飛行を遂行。宇宙滞在中には様々な科学実験を行い、国際協力の象徴となった。退役後は航空宇宙分野の教育や訓練に尽力し、後進の育成に貢献。その経歴は中東地域の科学技術発展に大きな影響を与えた。

ムハンマド・ファーリス 1951年