04月18日の命日 - 政治家・指導者

元慶3年3月23日

正子内親王

(810 - 879)

淳和天皇の皇后

平安時代の皇族で淳和天皇の皇后を務めた内親王。

810年に淳和天皇の娘として生まれた正子内親王は、827年に皇后に立てられた。淳和天皇の在位中は宮廷の中心として儀式や文化の発展に貢献した。退位後も高い身位を保ち、和歌や宮廷文学に造詣が深かった。多くの廷臣から学問と教養を尊ばれ、教訓的な和歌を詠んだことで知られる。879年に没し、優雅で知性的な人物像は後世の伝承にも残されている。

879年元慶 3月23日正子内親王淳和天皇皇后 810年

1556年

ルイージ・アラマンニ

(1495 - 1556)

詩人、政治家

詩人政治家

イタリア・フィレンツェ出身のルネサンス期の詩人・政治家。

1495年フィレンツェに生まれたルイージ・アラマンニは、中世フィレンツェの詩作を多く残した。政治的対立に巻き込まれて一度は国外へ追放されたが、フランス王フランソワ1世に招かれて王室の文化顧問を務めた。代表作の叙事詩や牧歌はルネサンス文化に影響を与え、外交や宮廷内での調整にも携わった。詩人と政治家を兼ね備えたその多才さは同時代から高く評価されている。1556年に没し、その業績は後世に継承された。

1556年ルイージ・アラマンニ 1495年

1853年

ウィリアム・R・キング

(1786 - 1853)

政治家、第13代アメリカ合衆国副大統領

政治家第13代アメリカ合衆国副大統領

第13代アメリカ合衆国副大統領を務めた政治家。

1786年にノースカロライナで生まれたウィリアム・R・キングは、アラバマ準州の代議員や上院議員を歴任した。1852年に副大統領候補に選出され、1853年に第13代アメリカ合衆国副大統領に就任したが健康を害し、キューバで宣誓を行う史上唯一の例を残した。帰国後わずか一か月で死去し、任期最短の副大統領として知られている。政治・外交に精通し、南部諸州の利益を代表した存在だった。彼の死後、その短命な任期はアメリカ政治史の特異なエピソードとして語り継がれている。

1853年ウィリアム・R・キング政治家アメリカ合衆国副大統領 1786年

1919年

上杉茂憲

(1844 - 1919)

第13代米沢藩主

江戸時代末期から明治時代にかけての大名、米沢藩第13代藩主。

上杉茂憲は1844年に米沢藩上杉家の家督を継ぎ、幕末の動乱期に藩政改革を推進しました。戊辰戦争では東軍（官軍）に加わり、米沢藩は会津戦争などで尽力しました。明治維新後は華族に列せられ、公爵となり貴族院議員などを務めました。財政難に直面した藩を再建し、教育や産業振興にも取り組みました。外交的にも明治政府に協力し、地方自治の礎を築きました。1919年に没するまで、藩主から華族として日本の近代化に寄与しました。

1919年上杉茂憲米沢藩主 1844年

1940年

渡邊千冬

(1876 - 1940)

政治家、実業家、第32代司法大臣

政治家実業家第32代司法大臣

日本の政治家・実業家で、司法大臣として司法制度の刷新に取り組みました。

渡邊千冬は1876年に生まれ、東京帝国大学で法学を学んだ後、実業界での経験を積みました。政界では立憲政友会に所属し、1923年に第32代司法大臣として大正末期から昭和初期の司法行政を担いました。在任中は近代的な法制度の整備や司法権の独立確立に尽力し、裁判所組織法の改正を推進しました。議会活動だけでなく、複数の企業経営にも関与し、実業家としても広く知られていました。 1940年4月18日に逝去し、法曹界と産業界の架け橋としての功績は高く評価されています。

渡邊千冬司法大臣 1876年

1945年

ヴィルヘルム・フリードリヒ・ツー・ヴィート

(1876 - 1945)

アルバニア公

ドイツ出身の貴族で、1914年にアルバニア公として短期間統治しました。

ヴィルヘルム・フリードリヒ・フォン・ツー・ヴィートは1876年にドイツで生まれた侯爵の息子でした。第一次世界大戦直前の1914年にアルバニア諸勢力の要請を受けてアルバニア公に即位しました。しかし言語や文化の違い、国内の混乱により数ヶ月で退位し、故郷へ戻ることを余儀なくされました。その後は芸術や文化交流に関心を寄せ、欧州各地で博覧会や展覧会の運営に携わりました。 1945年4月18日に亡くなり、アルバニア近代史の一幕として今も語り継がれています。

ヴィルヘルム・フリードリヒ・ツー・ヴィートアルバニア公 1876年

1947年

ヨゼフ・ティソ

(1887 - 1947)

第二次世界大戦期のスロバキアの指導者

第二次世界大戦期にスロバキア共和国の大統領として指導した政治家です。

ヨゼフ・ティソは1887年にハンガリー王国領の地域で生まれたカトリック司祭でした。 1920年代から政治家として頭角を現し、1939年にはナチス・ドイツの保護下で成立したスロバキア共和国の初代大統領に就任しました。戦争中はナチスの政策に協力し、ユダヤ人を含む多数の市民が迫害を受ける状況を黙認したとされます。戦後、ティソは戦争犯罪の責任を問われ、1947年4月18日にブラチスラヴァで絞首刑に処されました。その評価は今も論争を呼び、スロバキアの歴史に大きな影を落としています。

1947年ヨゼフ・ティソ第二次世界大戦スロバキア 1887年

1951年

アントニオ・オスカル・カルモナ

(1869 - 1951)

政治家、ポルトガル大統領

政治家ポルトガル大統領

ポルトガルの陸軍将校・政治家。1926年のクーデター後に国家元首となり、正式に大統領を務めた。

アントニオ・オスカル・カルモナは1869年にポルトガルで生まれた。軍人としてキャリアを積み、1926年のクーデター（五・三〇クーデター）で中心的役割を果たした。クーデター後は暫定政府の主席として事実上の国家元首となった。その後、正式に大統領に就任し、1935年まで在任した。在任中は政情の安定と国家再建に努め、外交・内政両面で影響力を発揮した。 1951年に在任のまま死去し、ポルトガルの歴史に大きな足跡を残した。

1951年アントニオ・オスカル・カルモナポルトガル大統領 1869年

1963年

手島栄

(1896 - 1963)

官僚、政治家、第18代郵政大臣

官僚政治家第18代郵政大臣

日本の官僚・政治家。第18代郵政大臣として郵便政策の近代化に努めた。

手島栄は1896年に日本で生まれた。官僚として郵政省などに勤務し、郵便事業の運営に携わった。その後、政治家に転じ第18代郵政大臣に就任した。郵便事業の再建や料金制度の見直しを推進し、国民生活の利便性向上に努めた。郵便貯金や簡易保険制度の整備にも注力した。 1963年に死去し、郵政行政の発展に大きく寄与した。

手島栄郵政大臣 1896年

2004年

野坂浩賢

(1924 - 2004)

政治家、第59代内閣官房長官、第61代建設大臣

政治家第59代内閣官房長官第61代建設大臣

第59代内閣官房長官や第61代建設大臣を務めた日本の政治家。

野坂浩賢は1924年に生まれた日本の政治家です。自由民主党所属として衆議院議員を務め、政府の要職を歴任しました。第59代内閣官房長官として官邸運営に携わり、政策調整の中枢を担いました。さらに第61代建設大臣としてインフラ整備や公共事業に指導的役割を果たしました。野党対策や地方振興にも取り組み、幅広い政策に関与しました。政治改革や行政効率化にも関心を寄せ、後進の育成にも尽力しました。2004年4月18日に逝去しました。

野坂浩賢内閣官房長官建設大臣 1924年

2004年

穐山篤

(1927 - 2004)

政治家

昭和期に活動した日本の政治家。

穐山篤は1927年に生まれた日本の政治家で、地方自治体や国政の分野で活動しました。政党を通じて地域振興や社会福祉の向上に努め、住民の生活改善を目指しました。議会活動や委員会での審議を通じて立法に関与し、公共政策の策定に参加しました。政治家としてのキャリアを通じて得た経験から後進の育成にも注力しました。2004年4月18日に逝去しました。

穐山篤 1927年

2006年

竹田現照

(1924 - 2006)

政治家

日本の政治家として活動した人物。

竹田現照は1924年に生まれた日本の政治家です。地方自治や国政に関与し、地域社会の発展に努めました。政党活動を通じて政策提言や住民サービスの充実を目指しました。議会での議論や委員会での審査を行い、立法過程に参加しました。政治家としての経験を通じて若手政治家の指導にも取り組みました。2006年4月18日に逝去しました。

2006年竹田現照 1924年