蓮如上人御影道中 御下向式

国・地域: 日本

蓮如上人御影道中とは、浄土真宗中興の祖蓮如上人の御影(肖像画)を、僧侶や門徒が福井県あわら市の吉崎東別院まで歩いて運ぶ仏事で、江戸時代から続く伝統を持つ。毎年4月17日に、京都東本願寺で御下向式が執り行われる。東本願寺を出発した蓮如上人の御影は、琵琶湖西岸約240kmの御下向の旅を経て4月23日に吉崎東別院に到着する。吉崎東別院で10日間の御忌法要が勤められたのち、5月2日に東本願寺へ向けて出発する。琵琶湖東岸約280㎞の御上洛の旅を経て、5月9日に東本願寺へと帰山する。

浄土真宗の蓮如上人の御影を京都から福井へ運ぶ伝統仏事の出発式です。
毎年4月17日、京都東本願寺で蓮如上人の御影を吉崎東別院(福井県あわら市)へ運ぶ御下向式を執行。約240kmを僧侶や門徒が徒歩で巡行し、江戸時代から続く伝統が受け継がれています。4月23日に吉崎東別院到着後は10日間の御忌法要を勤修し、5月2日から東本願寺へ戻る御上洛の旅を開始。信仰と地域文化が交差する貴重な仏事として、多くの参列者の祈りを集めます。
日本 蓮如上人御影道中 浄土真宗 蓮如上人 福井県 あわら市 吉崎東別院 東本願寺 4月23日 5月2日 5月9日

二荒山神社弥生祭

国・地域: 日本

1200年有余年の伝統を持つ日光二荒山神社の例祭で、古くは3月(旧暦の弥生)に行われたことから「弥生祭」と呼ばれる。神社祭典は4月13日から17日まで行われ、大祭当日の17日に付祭として、花家体が繰り出される。この祭は、「ごた祭り」とも呼ばれ、古いしきたりを重んじ、格式通りに進められる。ひとつ間違うと町内単位の 『ごた=トラブル』になるため、参加者は全神経を働かせるが、何か支障があった場合には、祭りがストップすることもある。

日光二荒山神社の古来からの例祭で、花家体が町を彩る華やかな祭りです。
1200年以上の歴史を誇る日光二荒山神社の例祭で、旧暦3月(弥生)に由来する「弥生祭」として親しまれています。4月13日から17日までの祭典期間中、最終日の17日には装飾豊かな花家体(山車)が町内を巡行します。「ごた祭り」とも呼ばれ、厳格なしきたりが守られ、参加者同士の結束が試される場でもあります。不測の事態が発生すると一時中断されるなど、伝統を守る重みと醍醐味が感じられる祭りです。
二荒山神社 日本 4月13日