明治5年3月10日
文部省博物局(現在の東京国立博物館)が湯島聖堂の大成殿を「文部省博物館」として初の官設博覧会を開催(湯島聖堂博覧会)。
現在の東京国立博物館の前身で、日本初の官設博覧会が湯島聖堂で開かれました。
1872年4月17日(明治5年3月10日)、文部省博物局(現在の東京国立博物館)が湯島聖堂大成殿で日本初の官設博覧会を開催しました。西洋技術や工芸品、各地の産業資料が展示され、一般公開される博覧会は欧米の催しを模倣したものです。産業振興と近代文化の紹介を目的に、多様な展示が来場者に新しい知識を伝えました。機械や工芸品、民俗資料などが並び、博物館事業の先駆けとしての役割を果たしました。この博覧会はその後の博覧会文化と博物館発展に大きな影響を及ぼしました。
1872年
明治
3月10日
文部省
東京国立博物館
湯島聖堂
博覧会
湯島聖堂博覧会