1914年

高知県須崎沖合で、暴風雨のため漁船84隻が沈没。乗組員多数が行方不明。

高知県須崎沖合で暴風雨により漁船84隻が沈没した日です。
1914年4月16日、高知県須崎沖合で突如発生した暴風雨に襲われ、約84隻の漁船が沈没しました。 多くの漁師が海に投げ出され行方不明となり、地元漁業は壊滅的な打撃を受けました。 当時の通信手段が限られていたため救助活動には大きな困難が伴いました。 この事故を契機に沿岸気象観測や無線通信の整備が求められるようになりました。 漁業保険制度の検討や海難対策の強化が進められました。
高知県 須崎
1941年

富山県新湊町で大火。住宅470戸、納戸180戸が焼失。罹災者約2400人。

富山県新湊町で発生した大規模火災で、多数の住宅が焼失し約2400人が被災した。
1941年4月16日、富山県新湊町(現・射水市)で強風に煽られた大火が発生し、住宅470戸と納戸180戸が焼失した。約2400人の住民が家を失い、町役場や商店街も被災した。戦時下での資材不足も相まって消火活動は困難を極め、復興には長い時間を要した。被災地域では災害対策の重要性が改めて認識され、その後の町づくりにも影響を与えた。
富山県 新湊町
1947年

テキサスシティ大災害。

1947年4月16日、テキサスシティ港で保税倉庫から搬出中の硝酸アンモニウムが爆発し、大惨事となった。
ルイジアナから運ばれた硝酸アンモニウムを満載した貨物船SSグランドキャンプが爆発した。 爆発の規模は当時最大級で、港湾施設や周辺の工場、住宅街に甚大な被害をもたらした。 死者は約600名、負傷者は3000名を超え、化学物質の危険性が世界に衝撃を与えた。 事故を契機にアメリカでは危険物の取り扱い規制強化や消防体制の見直しが進んだ。 テキサスシティ大災害は産業安全史における重大な教訓とされている。
テキサスシティ大災害
1955年

長崎県佐世保市の佐世保炭鉱で大規模なボタ山崩落事故が発生。73人が死亡。

1955年4月16日、長崎県佐世保市の佐世保炭鉱で大規模なボタ山が崩落し、73人が犠牲になりました。
1955年4月16日、長崎県佐世保市の佐世保炭鉱で、採掘で生じた廃石を積み上げたボタ山が大規模に崩落しました。 崩落した土砂により、作業場付近で作業していた73人が即死し、多数の負傷者が発生しました。 当時の鉱山管理体制や安全対策の不備が問題視され、その後の鉱山安全規制強化の契機ともなりました。 地域社会に大きな衝撃を与え、犠牲者の慰霊碑が建てられ、今も追悼行事が行われています。 事故後、国や地方自治体による調査委員会が設置され、原因究明が進められました。
1955年 佐世保市 ボタ山
2014年

韓国・珍島付近でセウォル号沈没事故が発生。

2014年4月16日、韓国南西沖で旅客船セウォル号が沈没、多くの高校生らが犠牲に。
セウォル号は韓国のフェリーで、旅客・貨物を運搬していた。 2014年4月16日午後、韓国・珍島付近の海域で沈没事故発生。 乗客476人のうち、多くは修学旅行中の学生であった。 救助対応や初動の混乱が指摘され、大規模な批判を招いた。 最終的に300人以上が死亡・行方不明となる大惨事に。 事故は韓国社会に深い傷を残し、安全管理の改革を促した。
2014年 韓国 珍島 セウォル号沈没事故
2016年

熊本地震の本震が発生。

2016年4月16日、熊本地震の本震が発生し、熊本市や阿蘇地域で大きな被害。
2016年4月14日の前震に続き、16日未明にマグニチュード7.3の本震発生。 震源地は熊本県益城町付近。 熊本城の石垣崩落や住宅倒壊など広範囲で甚大な被害。 死者数は50名以上にのぼり、復旧支援が急務となった。 多数の余震が続き、避難生活を余儀なくされた住民も多い。 国内外から支援が寄せられ、復興に向けた動きが進行中。
2016年 熊本地震
2016年

エクアドル地震が発生。

2016年4月16日、マグニチュード7.8の強震がエクアドル沿岸部を襲い、多数の死傷者を出す。
エクアドル地震は太平洋沿岸部で発生した大規模地震。 震源はマンタ近郊、震源深度は約20km。 多数の建物が倒壊し、都市部では甚大な被害を受けた。 被災地では救助活動と緊急支援が行われた。 公式発表では死者数が600名以上、負傷者は数千人規模。 国際社会からの支援も集まり、復興への取り組みが始まった。
エクアドル地震