紀元前1178年
オデュッセウスがトロイア戦争を終えて自国に帰還。
紀元前12世紀頃、トロイア戦争を生き抜いた英雄オデュッセウスが長い旅路の末に故郷イタケへ帰還したとされる叙事詩的エピソード。
紀元前12世紀頃の神話的物語であるトロイア戦争後、英雄オデュッセウスが故郷イタケへ帰還したとされる。この帰還譚はホメロスの叙事詩『オデュッセイア』で綴られ、女神の助力、怪物との遭遇、魔女キルケーの誘惑など数々の試練が描かれている。イタケ到着後には変装したオデュッセウスが求婚者たちを打倒し、妻ペーネロペイアと息子テーレマコスとの再会を遂げる。物語は西洋文学の古典として現在まで読み継がれ、英雄の旅路として後世に大きな影響を与えている。
紀元前1178年
オデュッセウス
トロイア戦争
元久2年3月26日
後鳥羽院の命によって編纂された勅撰和歌集「新古今和歌集」が完成。完成を祝う竟宴が御所で催された。
後鳥羽院の勅命で編纂された和歌集『新古今和歌集』が完成し、貴族たちが御所で寿ぎの宴を催した。
1205年4月16日、後鳥羽院の勅命で編纂された勅撰和歌集『新古今和歌集』が完成した。編者には藤原定家や藤原家隆、僧俊恵ら当代を代表する歌人が名を連ね、約1980首の和歌を収録した。収録和歌は古今和歌集を意識しつつ新風を取り入れた雅やかな作風が特色となる。完成を祝して御所で盛大な竟宴が催され、貴族や歌人たちが歌を詠み交わした。『新古今和歌集』は鎌倉時代以降の和歌文学に多大な影響を与え、日本詩歌史上の名作集とされる。
1205年
元久
3月26日
後鳥羽院
新古今和歌集
1937年
永井荷風「濹東綺譚」連載開始(東京朝日新聞)。
小説家・永井荷風が『濹東綺譚』の連載を開始し、東京下町の風情を描いた名作が誕生。
1937年4月16日、永井荷風は東京朝日新聞で短編小説『濹東綺譚』の連載を開始した。舞台は江戸情緒が残る東京下町・濹東地区で、独特の文体で人物の繊細な感情や都会の移り変わりを描いている。荷風の持つ感覚的な観察眼が光り、日常の中に潜む美と哀愁を映し出す作品として高く評価された。連載後も多くの研究や映像化が行われ、日本文学史における代表作の一つに数えられている。
1937年
永井荷風
濹東綺譚
連載
東京朝日新聞
1972年
ノーベル賞作家の川端康成が逗子でガス中毒で死去。
ノーベル文学賞作家・川端康成が逗子でガス中毒により死去しました。
1972年4月16日、ノーベル文学賞作家の川端康成が神奈川県逗子市の自宅でガス中毒により死去しました。1899年に大阪府で生まれた川端は小説『雪国』や『千羽鶴』などで知られ、1968年に日本人として初のノーベル文学賞を受賞。死因は一酸化炭素吸入による事故死とされる一方、遺書の存在から自ら命を絶った可能性も指摘されます。繊細な自然描写と抒情的な文体で戦後の日本文学を代表する存在となりました。彼の死は国内外に衝撃を与え、その業績は現在も高く評価されています。
ノーベル賞
川端康成
1988年
映画『となりのトトロ』(宮崎駿監督)が劇場公開。
宮崎駿監督のアニメ映画『となりのトトロ』が劇場公開されました。
1988年4月16日、宮崎駿監督によるアニメ映画『となりのトトロ』が劇場公開されました。スタジオジブリの2作目として制作され、田舎に引っ越した姉妹と不思議な生き物トトロとの心温まる交流を描いています。音楽は久石譲が担当し、主題歌『さんぽ』なども人気を博しました。公開当初は商業的成功を収めたとは言えませんでしたが、ビデオグラムの発売などを通じて次第に評価を高めました。現在ではジブリ作品の象徴的な存在となり、国内外で多くのファンを持つ名作として親しまれています。
1988年
となりのトトロ
宮崎駿
1998年
前年のポケモンショック(TV演出による光過敏性発作の誘発)により放送休止していた『ポケットモンスター』の放送が4ヶ月ぶりに再開。
ポケモンショック後、テレビアニメ『ポケットモンスター』の放送が4か月ぶりに再開されました。
1998年4月16日、テレビアニメ『ポケットモンスター』がポケモンショックによる放送休止から約4か月ぶりに再開されました。前年12月に放送された第38話で光過敏性発作を誘発した事態を受け、番組内容や演出方法の見直しが行われました。再開後は点滅効果の抑制や注意喚起テロップの追加など安全対策が徹底されました。ファンからは安堵の声が上がり、視聴率も回復傾向を示しました。再放送や新作エピソードの継続により、シリーズの人気はさらに定着しました。
1998年
ポケモンショック
ポケットモンスター