1929年

第1回モナコグランプリ開催。

世界最古級の市街地サーキットレース、第1回モナコグランプリが開催されました。
1929年4月14日、モナコ公国モンテカルロ市街地に設置されたCircuit de Monacoで第1回モナコグランプリが初開催されました。 レースは100周の公道約100kmを猛スピードで駆け抜ける難易度の高いコースとして注目を集めました。 優勝したのはイギリス人ドライバー、ウィリアム・グローヴァー=ウィリアムズ(Bugatti Type 35B搭載)。 狭路、急カーブ、急勾配など街中の特殊条件がドライバーやマシンの技術を試す過酷なレースとなりました。 モナコグランプリはその後もF1世界選手権の一戦として高い人気を誇り、『F1の華』と称される伝統のレースへと成長しました。
1929年 モナコグランプリ
1949年

プロ野球の試合中に監督が相手選手を殴打。(三原ポカリ事件)

1949年のプロ野球公式戦中、監督が対戦相手選手をグラウンド上で殴打する前代未聞の暴力事件が発生した。
1949年4月14日、セ・リーグ公式戦で大洋松竹ロビンスの三原脩監督が中日ドラゴンズの若林忠志投手を殴打した。三原監督はベンチを飛び出して若林を拳で攻撃し、スタジアムは騒然とした雰囲気に包まれた。球団は三原監督に対し罰金と出場停止を科し、球界全体で暴力行為の抑止が議論された。事件は「三原ポカリ事件」の通称で知られ、スポーツマンシップの在り方が大きく問われる契機となった。以後、プロ野球界では規律の厳格化が進められた。
1949年 三原ポカリ事件
1979年

埼玉県所沢市に西武ライオンズの本拠地西武ライオンズ球場が開場。こけら落としは同日の対日本ハム戦。

1979年、埼玉・所沢に西武ライオンズの新本拠地球場が開場し、同日に日本ハム戦でこけら落としが行われた。
1979年4月14日、埼玉県所沢市に西武ライオンズの本拠地として西武ライオンズ球場が開場した。こけら落としとなった対日本ハムファイターズ戦は熱戦となり、多くの観客が詰めかけた。天然芝フィールドと鉄骨構造を組み合わせたモダンな設計が話題を呼び、約20,000人を収容した。以降、球場は西武ライオンズの黄金期を支える舞台となり、地域にもプロ野ーツの魅力を広めた。所沢市の都市活性化にも大きく貢献した施設である。
1979年 埼玉県 所沢市 西武ライオンズ球場