1912年

豪華客船タイタニック号がニューファンドランド島沖で氷山に衝突。翌日未明に沈没。死者1,513人。

豪華客船タイタニック号が氷山と衝突し、翌日の未明に沈没しました。約1,500人を超える犠牲者が出た史上最悪級の海難事故です。
1912年4月14日21時40分頃、ロンドン発ニューヨーク行きの豪華客船タイタニック号がニューファンドランド島沖で氷山と衝突しました。 船体に大きな損傷を受けたタイタニック号は約2時間40分後の翌日未明、氷冷の大西洋に沈没。 救命ボートの不足や乗客・乗員の避難混乱を招き、約1,513名の尊い命が失われました。 当時最大級を誇った船の悲劇は、船舶安全規則の大幅な見直しと国際的な海事法整備を促す契機となりました。 沈没場所には現在もタイタニック号の残骸が散在し、海洋探査や映画などで悲劇の物語は語り継がれています。
1912年 タイタニック号 ニューファンドランド島 沈没
1922年

北海道函館市で大火。2140戸が焼失。

北海道函館市で大規模な市街火災が発生し、約2,140戸が焼失しました。
1922年4月14日夜、北海道函館市で出火した火災が強風に煽られ市街地を一気に襲い、多数の木造家屋が次々と焼失しました。 火勢は激しく、一晩で約2,140戸が全焼し、住民1万人以上が一時的に住まいを失いました。 官民挙げて復旧作業が進められ、避難所設営や物資支援が行われました。 この大火は函館市の防災体制の見直しを促し、耐火建築や防火帯の整備、防災教育の強化につながりました。
北海道 函館市
1929年

大阪鉄道(現・近鉄南大阪線)上ノ太子駅で 大鉄電車三重衝突事故発生。

大阪鉄道上ノ太子駅で鉄道車両3編成が衝突し、多数の負傷者が発生した三重衝突事故が起きました。
1929年4月14日、大阪鉄道(現・近鉄南大阪線)の上ノ太子駅構内で列車3編成が立て続けに衝突する大規模な鉄道事故が発生しました。 乗客の乗降や信号の誤作動などが重なり、前方停止中の列車に後続列車が追突、その衝撃で周囲の車両にも連鎖的な衝突が引き起こされました。 事故により多くの乗客・乗員が負傷し、一時的に同線の運行が全面ストップする事態となりました。 この事故を受け、大阪鉄道は信号システムや駅構内の安全対策を見直し、夜間および混雑時の運行規則を強化しました。 その教訓は後の鉄道事故防止策に生かされ、鉄道安全技術の向上に寄与する契機となりました。
大阪鉄道 近鉄南大阪線 上ノ太子駅 大鉄電車三重衝突事故
1950年

横須賀市で京急バスのトレーラーバスが走行中に炎上。車両の構造から運転手が火災に気付くのが遅れ、17人焼死。

1950年、走行中の京急トレーラーバスが炎上し、乗客ら17名が犠牲となる痛ましい事故が発生した。
1950年4月14日、神奈川県横須賀市を走行中の京浜急行電鉄のトレーラーバスでエンジン火災が発生した。車両構造の都合上、運転手が異変に気付くのが遅れたため、炎は瞬時に客室へ広がった。乗客や車掌が避難する間もなく17人が焼死し、多数が重軽傷を負った。事故後、バス車両の防火基準や避難装置の強化を求める声が高まり、安全対策の見直しが行われた。日本のバス輸送安全基準の改善に繋がった重大事故である。
1950年 京急バス トレーラーバス
1986年

バングラデシュ・ゴパルゴンジで史上最大の1キログラムの雹が落下。92人が死亡。

1986年4月14日、バングラデシュ・ゴパルゴンジで史上最大級の1kgを超える巨大な雹が降り、92名が命を落とした自然災害。
1986年4月14日、バングラデシュ北部のゴパルゴンジ地域で直径約10センチ、重量1kgを超える巨大な雹が降下した。通常の雹と比べて異例の大きさと重さを持ち、農作物や家屋に甚大な被害をもたらした。この雹嵐により92名が死亡し、数百名が負傷する悲惨な結果となった。巨大な氷粒子の発生メカニズムは、強い積乱雲内での急速成長が原因とされている。観測史上最大級の雹として、気象学的にも注目される事件となった。
1986年 バングラデシュ ゴパルゴンジ 英語版
2009年

平戸市舘浦漁協所属の巻き網漁船第11大栄丸が転覆沈没。行方不明者12名。

2009年4月14日、長崎県平戸市で漁船『第11大栄丸』が転覆沈没し、12名が行方不明となった。
2009年4月14日、長崎県平戸市舘浦漁協所属の巻き網漁船『第11大栄丸』が海上で転覆・沈没した。悪天候下で作業中に船体が横転し、乗組員12名が海中に投じられた後、連絡が途絶えた。海上保安庁と地元漁協による大規模な捜索が行われたが、救助には至らず全員が行方不明となった。この事故は漁業の過酷な労働環境と安全対策の課題を浮き彫りにした。関係当局は再発防止に向けた対策強化を約束した。
2009年 平戸市 漁協 漁船 第11大栄丸
2010年

中国のチベット州自治区でMw6.9の青海地震が発生。少なくとも2,698名が死亡し、10万名以上が家屋を失った。

中国チベット自治区でマグニチュード6.9の大地震が発生し、多数の犠牲者と甚大な被害が出ました。 住宅の倒壊や土砂災害が広範囲で発生しました。
2010年4月14日に中国チベット自治区で発生した青海地震は、マグニチュード6.9を記録しました。 震源は青海省果洛チベット族自治州付近で、強い揺れが広範囲に及びました。 地震により少なくとも2,698名が死亡し、約10万人以上が住居を喪失しました。 建物の倒壊や土砂崩れが各地で発生し、交通網やライフラインも深刻な影響を受けました。 中国政府や国際的な支援組織が救援活動や被災地の復興支援を実施しました。
Mw 青海地震
2015年

20時5分頃(日本標準時)広島空港にて韓国・仁川発のアシアナ航空のエアバス機が着陸に失敗(アシアナ航空162便着陸失敗事故)

仁川発広島行きのアシアナ航空162便が広島空港で着陸に失敗し、機体が滑走路を外れました。 幸い大規模な火災は発生せず、乗客乗員に負傷者が出ました。
2015年4月14日20時5分頃、仁川発広島行きのアシアナ航空162便(エアバスA321)が広島空港で着陸に失敗しました。 機体は滑走路手前の進入灯施設に衝突し、主脚が損傷しましたが、大規模な火災は発生しませんでした。 死者はいませんでしたが、乗客乗員合わせて30名以上が負傷し、救急搬送されました。 事故後、機体の調査と滑走路付近の安全対策が強化されました。 アシアナ航空は再発防止のためパイロット訓練を見直しました。
2015年 日本標準時 広島空港 エアバス アシアナ航空162便着陸失敗事故
2016年

日本時間21時26分に熊本地震の前震が発生、 熊本・益城町で震度7。死者50人。

熊本地震の前震として、益城町で震度7を観測する強い地震が発生し、50名が死亡しました。 住宅や道路などに大きな被害が出ました。
2016年4月14日21時26分頃、熊本地震の前震が発生し、熊本県益城町で震度7を観測しました。 この地震により50人が死亡し、多数の負傷者が発生しました。 家屋の倒壊や道路の陥没、ライフラインの断絶が広範囲で発生し、住民生活に深刻な影響を与えました。 その後、2016年4月16日にはさらに強い本震が発生し、被害が拡大しました。 地震対応として緊急支援隊が派遣され、被災地の復興支援が行われました。
2016年 熊本地震 熊本 益城町