04月13日の命日 - 芸術家・音楽家

1826年

フランツ・ダンツィ

(1763 - 1826)

作曲家

ドイツの作曲家・チェロ奏者。古典派から初期ロマン派への橋渡しを担った。

フランツ・ダンツィ（1763-1826）はドイツ出身の作曲家・チェロ奏者で、古典派音楽の伝統を継承しながら初期ロマン派への過渡期を形作りました。宮廷楽団に所属し、オペラ、交響曲、室内楽など幅広い作品を生み出しました。特に木管五重奏曲は後世に大きな影響を与え、現在も演奏されるレパートリーとなっています。演奏家としても評価が高く、ウィーン音楽界で重用されました。晩年はミュンヘンで活動し、1826年に没しました。

1826年フランツ・ダンツィ作曲家 1763年

1904年

ヴァシーリー・ヴェレシチャーギン

(1842 - 1904)

画家

ロシアの画家。戦争の悲惨さを写実的に描いた。

1842年にロシアで生まれた。サンクトペテルブルク美術学校で学んだ後、軍旅に同行して戦地の取材を行った。中央アジアやバルカン半島などで戦争画を制作し、その写実的な描写で高い評価を得た。代表作の三部作『戦争の賛美』では戦争の非人道性を鋭く訴えた。生涯を通じて反戦のメッセージを発信し、後世の戦争画に大きな影響を与えた。1904年に航海中に没した。

ヴァシーリー・ヴェレシチャーギン画家 1842年

1933年

島崎赤太郎

(1874 - 1933)

教育者、オルガニスト

教育者オルガニスト

日本の教育者・オルガニスト。音楽教育の普及に尽力した。

1874年に生まれ、東京音楽学校（現東京藝術大学）を卒業。教会のオルガニストとして西洋音楽を紹介。高等女学校や師範学校で音楽教育を指導。楽典や合唱指導の教本を執筆し、教育現場に寄与。学校音楽のカリキュラム整備に取り組み、普及を推進。 1933年に59歳で死去。

1933年島崎赤太郎教育者オルガニスト 1874年

1943年

オスカー・シュレンマー

(1888 - 1943)

芸術家、彫刻家、デザイナー

芸術家彫刻家デザイナー

ドイツのバウハウスで活躍した芸術家・デザイナー。彫刻や舞台美術で知られる。

1888年にドイツで生まれる。バウハウス校で学び、彫刻や造形の分野で革新的な作品を発表。特に舞台芸術と衣装デザインを融合させた『トリアディック・バレエ』で注目を集めた。幾何学的なフォルムと色彩を用いた彫刻で知られ、教育者としても後進を指導した。彼の作品はモダンアートと舞台芸術の境界を越え、多くのデザイナーに影響を与えた。 1943年に逝去。

オスカー・シュレンマー芸術家彫刻家デザイナー 1888年

1944年

セシル・シャミナード

(1857 - 1944)

作曲家、ピアニスト

作曲家ピアニスト

フランスの作曲家・ピアニスト。ロマン派の優雅な音楽を多く残した。

1857年にフランスで生まれる。早くから音楽的才能を示し、パリ・コンセルヴァトワールで学ぶ。華麗なピアノ曲やピアノ協奏曲、歌曲を多数作曲し、19世紀末から20世紀初頭にかけて演奏旅行を行った。繊細で優雅なメロディは当時のサロン音楽の代表として高い評価を得た。また、女性作曲家として珍しい国際的な成功を収め、音楽界で活躍した。 1944年にその生涯を閉じた。

1944年セシル・シャミナードピアニスト 1857年

1959年

エドゥアルト・ファン・ベイヌム

(1901 - 1959)

指揮者

オランダの指揮者。アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督を務めた。

1901年にオランダで生まれる。アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者として知られ、1950年代に同団を世界的な水準に導いた。バルトークやストラヴィンスキー作品の精緻な演奏で高い評価を受ける。レコーディングも多く残し、その暖かい音色と緻密な解釈が特徴的。また、ロイヤル・コンセルトヘボウ音楽院で後進の指導にも力を注いだ。 1959年に急逝した。

1959年エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮者 1901年

1966年

カルロ・カッラ

(1881 - 1966)

画家

イタリアの画家で、未来派の一員として作品を発表した。後期にはより詩的な画風へ移行。

1881年ミラノ近郊生まれ。初期にはポスト印象派の影響を受ける。 1910年代前半に未来派運動に参加し、機械的な動きや都市の喧騒を描いた『空中レース』などを制作。第一次世界大戦後は未来派から離れ、古典主義的・詩的な画風に回帰。風景画や静物画を精緻に描き、西洋美術の伝統との融合を試みた。 1966年4月13日に死去し、20世紀イタリア絵画史に重要な足跡を残した。

カルロ・カッラ画家 1881年

1984年

ラルフ・カークパトリック

(1911 - 1984)

音楽学者、チェンバロ奏者

音楽学者チェンバロ奏者

アメリカのチェンバロ奏者・音楽学者。スカルラッティ研究の第一人者として知られる。

1911年マサチューセッツ州生まれ。ハーバード大学で音楽学を学ぶ。チェンバロ奏者として欧米のコンサートで活躍し、精緻な演奏技術を披露。 Domenico Scarlattiの鍵盤作品全集を完成させ、その研究で高い評価を得る。大学教授として後進の指導にも携わり、多くの音楽学者を育成。 1984年4月13日に逝去。

1984年ラルフ・カークパトリック音楽学者チェンバロ 1911年

1987年

エルヴィン・ニレジハジ

(1903 - 1987)

ピアニスト、作曲家

ピアニスト作曲家

ピアニストとして国内外で演奏活動を行い、作曲家としても作品を発表した。

ピアニストとして国内外で演奏活動を行い、豊かな表現力で聴衆を魅了した。作曲家としては現代音楽の分野で作品を発表し、独創的な作風を築いた。録音作品は後世の演奏家にも影響を与え、現在も評価され続けている。幼少期から類まれな音楽的才能を示し、早くから注目を集めた。晩年は教育活動にも注力し、若手演奏家の指導に尽力した。1987年4月13日に逝去。

エルヴィン・ニレジハジピアニスト作曲家 1903年

2012年

日暮修一

(1936 - 2012)

イラストレーター

日本のイラストレーター。独特のタッチで商業イラストを手がけた。

日暮修一は1936年生まれの日本のイラストレーターです。商業イラストを中心に活動し、雑誌や広告の挿絵を担当しました。独特のタッチと繊細な色使いが魅力で、多くのクライアントに支持されました。個人的な創作活動として版画や絵本の制作も行いました。 2012年4月13日に逝去しました。

日暮修一 1936年

2014年

クロード・ワイズバッシュ

(1927 - 2014)

画家

豊かな色彩と独特のタッチが特徴の画家。風景や静物画を中心に制作した。

クロード・ワイズバッシュは1927年生まれの画家です。豊かな色彩と独特のタッチが作品の特徴です。風景画や静物画を中心に制作し、個展やグループ展で作品を発表しました。多くのコレクターや美術愛好家から支持を得ました。 2014年4月13日に逝去しました。

2014年クロード・ワイズバッシュ 1927年

2017年

塩山紀生

(1940 - 2017)

アニメーター、イラストレーター

アニメーターイラストレーター

日本のアニメーター、イラストレーター。繊細な作画と独特のキャラクターデザインで知られる。

塩山紀生は1940年生まれの日本のアニメーター・イラストレーターです。テレビアニメや劇場作品の作画を多数担当し、その繊細な線と色使いが高く評価されました。キャラクターデザインにも携わり、作品の魅力を引き立てました。イラストレーション分野では書籍や雑誌の挿絵を手がけ、幅広い層から支持を受けました。 2017年4月13日に逝去しました。

塩山紀生アニメーターイラストレーター 1940年