04月13日の誕生日 - 作家・文学者

1876年

高野辰之

(1876 - 1947)

国文学者、作詞家

国文学者作詞家

近代唱歌の発展に寄与した国文学者・作詞家。

高野辰之（1876年 - 1947年）は日本の国文学者および作詞家。東京帝国大学文学部を卒業後、文部省に勤務し、小学校唱歌の作詞を担当した。『紅葉』『夏の思い出』『朧月夜』などの代表作が多くの世代に親しまれている。日本の唱歌史において重要な位置を占め、教育現場に深い影響を与えた。晩年は地方教育の振興や文学普及に尽力した。

1876年高野辰之国文学者作詞家 1947年

1898年

森有一

(1898 - 1984)

俳人

1898年森有一俳人 1984年

1906年

サミュエル・ベケット

(1906 - 1989)

劇作家

アイルランド出身の劇作家・小説家。『ゴドーを待ちながら』で知られる不条理演劇の代表者。

1906年にアイルランドで生まれ、ダブリン大学で学んだ。第二次世界大戦中はフランス抵抗運動に加わり、その体験が作品に影響を与えた。 1948年に発表した戯曲『ゴドーを待ちながら』で不条理演劇の世界的先駆者となった。小説や詩など多岐にわたる作品を残し、1969年にノーベル文学賞を受賞。 1989年にパリで逝去した。

1906年サミュエル・ベケット劇作家 1989年

1924年

吉行淳之介

(1924 - 1994)

小説家

人間の孤独と軽薄さを鋭く描いた戦後日本を代表する小説家。

1924年に生まれ、大学卒業後に創作活動を開始。戦後の混乱期を背景に人間心理に迫る作品を多数発表し、一躍注目を集めた。堅実な構成力と繊細な文体を持ち味とし、孤独や虚無感を巧みに表現する。代表的な長編・短編はいずれも高い評価を受け、何度も映画やドラマ化された。1994年に逝去するまで執筆を続け、その革新的な作風は多くの作家に影響を与え続けている。

1924年吉行淳之介小説家 1994年

1926年

宮尾登美子

(1926 - 2014)

小説家

女性ならではの感性で多彩な作品を発表した日本の小説家。人間ドラマを描く名手として知られる。

1926年に生まれ、1950年代に文学界へデビュー。身近な生活や歴史を背景とした作品を発表し、特に女性の視点で描く繊細な人間描写が高く評価された。その後、歴史小説や伝記、ルポルタージュなど執筆分野を広げ、複数の文学賞を受賞。地方の風土や人々の営みを丁寧に描く筆致で多くの読者を魅了した。2014年に逝去したが、その作品は今も読み継がれている。

1926年宮尾登美子 2014年

1939年

シェイマス・ヒーニー

(1939 - 2013)

詩人

北アイルランド出身の詩人。1995年にノーベル文学賞を受賞し、英語文学界に大きな影響を与えた。

1939年ベルファスト生まれ。日常と自然を織り交ぜた繊細な詩風で知られ、民族問題や歴史をテーマにした作品も多い。 1975年に詩集『北』を発表し、核ミサイル問題などを扱った作品群で高い評価を獲得。 1995年にはノーベル文学賞を受賞し、その深い洞察と抒情性が世界中で称賛された。晩年は翻訳者やエッセイストとしても活躍し、古典作品の英訳など文学の普及に努めた。 2013年に逝去したが、その詩は今なお多くの読者に愛されている。

1939年シェイマス・ヒーニー詩人 2013年

1940年

ジャン＝マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ

小説家

フランスの小説家。 2008年にノーベル文学賞を受賞。代表作に『砂漠』や『青い太陽』などがある。

ジャン＝マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ（Jean-Marie Gustave Le Clézio）は1940年にフランスのニースで生まれた小説家・詩人。代表作には『砂漠』や『青い太陽』などがあり、人間の精神性や自然との共生をテーマとして描く。 1970年代から国際的に評価されるようになり、エッセイや児童文学作品も執筆。 2008年にはノーベル文学賞を受賞し、フランス文学の重要人物として知られる。現在も創作活動を続けている。

ジャン＝マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ

1943年

ビル・プロンジーニ

推理作家

アメリカの推理作家。『ネームレス・ディテクティブ』シリーズで知られる。

ビル・プロンジーニ（Bill Pronzini）は1943年にアメリカで生まれた推理作家。代表作の『ネームレス・ディテクティブ』シリーズは生粋の民間探偵を主人公にしたハードボイルド作品。 1970年代から現在まで多数の長編・短編ミステリーを発表。アメリカ探偵作家クラブからエドガー賞のノミネートを受けるなど、高い評価を得ている。共著やアンソロジー編集にも携わり、後進の育成にも貢献。

1943年ビル・プロンジーニ推理作家

1952年

王小波

(1952 - 1997)

小説家

中国の小説家・エッセイスト。ユーモアと社会批評に定評。

王小波は1952年4月13日に北京で生まれた中国の作家です。文化大革命を背景に社会や人間心理を鋭く描く作品で知られ、『黄金時代』や『未来いつか悲しい本を読む日』などを発表。そのエッセイはユーモアと辛辣な社会批評を融合させ、幅広い読者から支持を受けました。西洋哲学や科学にも造詣が深く、思想的な洞察を作品に織り込むことでも評価されています。 1997年に逝去しましたが、現在も中国文学に大きな影響を与え続ける作家です。

王小波 1997年

1984年

水嶋ヒロ

俳優、小説家

俳優小説家

日本の俳優・小説家。演技と文筆の両面で活躍するマルチタレント。

水嶋ヒロは俳優としてドラマや映画に出演し、幅広い役柄を演じてきました。『ごくせん』や『ルーキーズ』などの人気作品で知名度を高め、主演作も多く手がけています。 2012年には小説家としてデビュー作『KAGEROU』を発表し、ベストセラーに。文筆活動では独特の世界観と緻密な描写が評価され、各方面から注目を浴びました。役者としても作家としても常に新たな挑戦を続けるクリエイターです。

1984年水嶋ヒロ