04月12日の誕生日 - 科学者・研究者

1748年

アントワーヌ・ローラン・ド・ジュシュー

(1748 - 1836)

植物学者

フランスの植物学者。

パリ大学で学び、多くの植物種を分類・命名した学者です。フランス革命後に博物館や学術機関の整備に尽力した。植物解剖学や分類学の発展に寄与し、多数の論文を発表。ナポレオン時代には自然史博物館の再編にも関わった。その業績は19世紀植物学の基礎を築き、後進に大きな影響を与えました。

1748年アントワーヌ・ローラン・ド・ジュシュー植物学者 1836年

1851年

エドワード・マウンダー

(1851 - 1928)

天文学者

1851年生まれ。\n太陽黒点研究で知られるイギリスの天文学者。

エドワード・ウォルター・マウンダー（1851-1928）はイギリスの天文学者。\n太陽黒点の長期観測を行い、活動が極端に低下する「マウンダー極小期」を提唱した。\nロンドン王立天文台やグリニッジ天文台で研究に従事し、日食観測にも参加した。\n太陽活動と地球気候の関連を示唆し、気候学や天文学の発展に貢献した。\n教育者として著作や講演を通じて天文学の普及にも努めた。

1851年エドワード・マウンダー天文学者 1928年

1852年

フェルディナント・フォン・リンデマン

(1852 - 1939)

数学者

1852年生まれ。\n円周率πの超越性を証明したドイツの数学者。

フェルディナント・フォン・リンデマン（1852-1939）はドイツの数学者。\n1882年に円周率πが超越数であることを証明し、「リンデマンの定理」として知られる。\nこの業績により古代からの円積問題の不可能性が示された。\n大学教授として教育活動を行い、後進の育成に尽力した。\n他にも幾何学や解析学の研究で業績を挙げ、20世紀数学の発展に寄与した。

1852年フェルディナント・フォン・リンデマン数学者 1939年

1872年

ジョルジュ・ユルバン

(1872 - 1938)

化学者

1872年生まれ。\n希土類元素の研究で知られるフランスの化学者。

ジョルジュ・ユルバン（1872-1938）はフランスの化学者。\n希土類元素の化学研究を専門とし、新元素ルテチウムの分離に成功した。\n分光分析技術や精密化学法を駆使し、元素周期表の整理に貢献した。\nパリ大学で教授を務め、後進の育成にも力を注いだ。\n学術論文や著作を通じて無機化学の理解を深め、化学界に影響を与えた。

ジョルジュ・ユルバン化学者 1938年

1876年

山岡萬之助

(1876 - 1968)

法学者、哲学者、日本大学第3代総長・総裁、貴族院議員

法学者哲学者日本大学第3代総長・総裁貴族院議員

法学者・哲学者として日本大学の総長を務め、教育界と政治界で活躍した人物。

山岡萬之助は1876年に生まれた法学者・哲学者である。学術の道に進み、法学と哲学の分野で幅広く活動した。日本大学の第3代総長・総裁として教育体制の整備や大学運営に尽力。また、貴族院議員として立法府でも活動し、政治と学術の架け橋となった。多くの後進を育成し、1968年に92歳で逝去した。

1876年山岡萬之助法学者哲学者日本大学総裁貴族院 1968年

1884年

オットー・マイヤーホフ

(1884 - 1951)

生化学者

ドイツの生化学者。筋肉の代謝に関する研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した。

オットー・マイヤーホフは1884年にドイツで生まれた生化学者である。筋肉における乳酸生成とエネルギー代謝の解明に取り組み、画期的な成果を上げた。 1922年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、世界的にその名を知られるようになった。ベルリン大学や他の研究機関で教鞭を執り、多くの研究者を育成した。ナチス政権下で迫害を受けた後、渡米して研究を続けた。 1951年に逝去し、その功績は現代生化学の基礎を築いた。

1884年オットー・マイヤーホフ生化学者 1951年

1903年

ヤン・ティンバーゲン

(1903 - 1994)

経済学者

オランダの経済学者で、経済計量学の創始者の一人。1969年にノーベル経済学賞を共同受賞。

ヤン・ティンバーゲンは1903年にオランダで生まれた。経済計量学の手法を開発し、具体的な経済モデルを構築。 1969年に初のノーベル経済学賞を受賞し、学界に大きな影響を与えた。ヨーロッパ復興計画にも参画し、政策立案に寄与。その研究は現代のマクロ経済分析や金融モデルにも継承されている。

1903年ヤン・ティンバーゲン経済学者 1994年

1904年

阿部六郎

(1904 - 1957)

ドイツ文学者、文芸評論家

ドイツ文学者文芸評論家

日本のドイツ文学者・文芸評論家。戦後の文学研究や評論に大きく貢献。

阿部六郎は1904年に生まれ、日本でドイツ文学の研究を専門とした。戦後の翻訳活動や文芸批評を通して、ドイツ文学の魅力を日本に紹介。文学作品の解釈や批評論を数多く発表し、後進の育成にも尽力。戦後復興期の文化交流に寄与し、日本の学界に足跡を残した。 1957年に亡くなったが、その研究成果は現在も参照されている。

1904年ドイツ文学者文芸評論家 1957年

1908年

アンドレ・マルティネ

(1908 - 1999)

言語学者

フランスの言語学者。機能主義言語学の発展に寄与。

アンドレ・マルティネは1908年フランス生まれ。構造主義・機能主義の両面から言語を分析し、理論的枠組みを提案。代表作『一般言語学要論』などで機能主義の概念を広めた。言語学の学際的研究を推進し、多くの学者に影響を与えた。 1999年に亡くなったが、現代言語学の基盤を築いた一人とされる。

1908年アンドレ・マルティネ言語学者 1999年

1914年

アルメン・アルキアン

(1914 - 2013)

経済学者

アメリカの経済学者で、新古典派経済学の発展に貢献。

アルメン・アルキアンは1914年米国生まれ。財産権や取引費用の理論で知られ、財政学や組織理論に影響。 UCLAで長年教鞭を取り、多くの研究者を育成。代表論文『市場価格と競争』など、ミクロ経済学に重要な貢献。 2013年に亡くなり、その業績は現在も高く評価されている。

1914年アルメン・アルキアン 2013年

1916年

ベンジャミン・リベット

(1916 - 2007)

生理学者

アメリカの生理学者・神経科学者。自由意志の研究で知られる。

ベンジャミン・リベットは1916年米国生まれ。脳の準備電位と意識的意思決定の関係を実験的に解明。 “リベット実験”は自由意志の議論に大きな論争をもたらした。カリフォルニア大学で長年研究を行い、多数の論文を発表。 2007年に亡くなったが、神経科学と哲学の接点に重要な貢献をした。

ベンジャミン・リベット生理学者 2007年

1921年

溝口一雄

(1921 - 1994)

会計学者、神戸大学名誉教授

会計学者神戸大学名誉教授

日本の会計学者。神戸大学名誉教授として教育と研究に貢献。

溝口一雄は1921年に生まれ、日本の会計学者として活躍した。神戸大学で教鞭を執り、会計理論や財務分析の研究で知られる。教育者として多くの後進を育成し、日本の会計学界に大きな影響を与えた。主要な論文や著書を通じて、現代会計学の基礎構築に寄与した。 1994年に72歳で亡くなった。

1921年溝口一雄神戸大学 1994年