04月12日の誕生日 - 芸術家・音楽家

1484年

アントニオ・ダ・サンガッロ・イル・ジョヴァネ

(1484 - 1546)

建築家

ルネサンス期イタリアの著名な建築家。

フィレンツェ生まれの建築家で、ローマを拠点に活躍しました。古典建築の復興を志し、円柱やドームを多用したデザインが特徴です。ヴァティカン宮殿やローマの教会建築に携わり、その影響力は大きい。弟子には後の名建築家が多く、サンガッロ家の建築様式を確立した。イタリア・ルネサンス建築の発展に貢献し、後世に大きな足跡を残しました。

1484年アントニオ・ダ・サンガッロ・イル・ジョヴァネ建築家 1546年

1801年

ヨーゼフ・ランナー

(1801 - 1843)

作曲家、ヴァイオリニスト

作曲家ヴァイオリニスト

オーストリアの作曲家・ヴァイオリニスト。

ウィーンを中心に活動し、ロマン派音楽の発展に寄与した。ヴァイオリニストとして演奏活動も行い、多彩な室内楽作品を残した。弦楽四重奏曲や協奏曲が高く評価される。教育者としても活躍し、多くの弟子を育成。早世したものの、現代でも時折演奏される名曲を生み出しました。

1801年ヨーゼフ・ランナー作曲家ヴァイオリニスト 1843年

1845年

グスタヴ・セーデルストレム

(1845 - 1933)

画家

1845年生まれ。\n歴史画や風景画を手掛けたスウェーデンの画家。

グスタヴ・セーデルストレム（1845-1933）はスウェーデン出身の画家である。\n歴史的場面や北欧の風景を題材に写実的な作風を特徴とした。\nデュッセルドルフやパリで美術を学び、国際的に展覧会で作品を発表した。\n肖像画や公共の委嘱作品も多く、王室や公共機関からの依頼を受けた。\n晩年まで制作を続け、20世紀初頭の北欧美術に大きな影響を与えた。

1845年グスタヴ・セーデルストレム画家 1933年

1885年

ロベール・ドローネー

(1885 - 1941)

画家

フランスの画家。オルフィスム（色彩抽象）の創始者の一人として知られる。

ロベール・ドローネーは1885年にパリで生まれた画家である。キュビスムから発展したオルフィスム運動を共創し、光と色彩の融合を探求した。妻のソニア・ドローネーとの共同作品でも知られ、抽象絵画の可能性を広げた。 1910年代から1930年代にかけて幾何学的フォルムと鮮やかな色彩を用いた作品を発表した。国際的な展覧会にも積極的に参加し、前衛芸術を代表する存在となった。 1941年に逝去し、その革新的なスタイルは今も高く評価されている。

1885年ロベール・ドローネー画家 1941年

1888年

ゲンリフ・ネイガウス

(1888 - 1964)

ピアニスト

ロシアのピアニスト。演奏と教育活動を通じて多くの優れたピアニストを育成した。

ゲンリフ・ネイガウスは1888年にロシアで生まれたピアニストである。優れた演奏技術と深い音楽性で知られ、国内外でリサイタルを行った。モスクワ音楽院などで教鞭を執り、多くの弟子を育成した。その教育理念は20世紀のピアノ教育に大きな影響を与えた。戦後も演奏と教授活動を両立し、世界中の音楽家から尊敬を集めた。 1964年に逝去し、その業績は今も語り継がれている。

1888年ゲンリフ・ネイガウスピアニスト 1964年

1892年

ヘンリー・ダーガー

(1892 - 1973)

作家、画家

作家画家

アメリカのアウトサイダー・アーティスト。独自の幻想世界を綴った小説と挿絵で知られる。

ヘンリー・ダーガーは1892年にアメリカで生まれた作家・画家である。生前は無名だったが、死後に発見された長大な幻想小説と挿絵で脚光を浴びた。独学で緻密な物語世界を構築し、数百枚に及ぶカラーイラストを自ら制作した。アウトサイダー・アートの先駆者とされ、その独創性は現代美術界に新たな視点をもたらした。 1973年に逝去し、その作品はコレクターや美術館に収蔵されている。現在も多くの研究者や芸術家から注目され続けている。

1892年ヘンリー・ダーガー作家 1973年

1915年

ハウンド・ドッグ・テイラー

(1915 - 1975)

ブルースギタリスト、歌手

ブルースギタリスト歌手

アメリカのブルースギタリスト・歌手。独特のスライドギタースタイルで知られる。

ハウンド・ドッグ・テイラーは1915年に米国で生まれ。シカゴブルースを代表するスライドギター奏者として活躍。バンド「Hound Dog Taylor and the Houserockers」を率い、ライブで熱狂的なパフォーマンス。粗削りなサウンドと力強いボーカルで多くのミュージシャンに影響。 1975年に亡くなったが、その音楽は今もブルースファンに愛されている。

ハウンド・ドッグ・テイラーブルースギタリスト歌手 1975年

1919年

ビリー・ヴォーン

(1919 - 1991)

イージーリスニングのバンドマスター

アメリカのイージーリスニング・バンドマスター。ロマンティックなサウンドで人気を博した。

ビリー・ヴォーン（1919-1991）はアメリカ合衆国のバンドマスターおよび編曲家。 1950年代から1960年代にかけてイージーリスニング・オーケストラを率い、多くのヒット曲を発表した。代表曲「シルヴァリー・ムーンに寄せて（Sail Along Silv'ry Moon）」で広く知られる。しっとりとしたメロディと洗練されたアレンジが特徴で、幅広い世代に支持された。欧州ツアーも行い、世界的な人気を博した。 1991年に71歳で亡くなったが、その音楽は現在も愛され続けている。

1919年ビリー・ヴォーンイージーリスニングバンドマスター 1991年

1930年

二代目稀音家義丸

三味線奏者

三味線奏者。日本の伝統音楽を世界に紹介。

二代目稀音家義丸は1930年生まれの三味線奏者。津軽三味線など日本の伝統音楽を演奏し、その技巧で高い評価を得た。国内外の公演に参加し、幅広い聴衆に伝統芸能の魅力を伝えた。後進の指導にも注力し、多くの演奏家を育成した。現在も精力的に演奏活動を続けている。

1930年二代目稀音家義丸

1933年

上村淳之

(1933 - 2024)

日本画家

日本画家。伝統的な日本画の技法を基に、現代的な感覚を融合した作品で知られる。

1933年生まれ。東京藝術大学日本画科を卒業。伝統的な日本画の技法を基に、現代的な感覚を融合した作品を制作。花鳥画や風景画を中心に、繊細な筆致と豊かな色彩が特徴。国内外で個展を重ね、高い評価を受ける。後進の育成にも尽力し、日本画の普及に貢献。 2024年に逝去。

上村淳之日本画家 2024年

1933年

モンセラート・カバリェ

(1933 - 2018)

ソプラノ歌手

スペイン出身の世界的ソプラノ歌手。卓越した歌唱技術と豊かな表現力で知られ、オペラ界で長年にわたり活躍した。

1933年、バルセロナ生まれ。 1956年にデビューし、『ルチア』や『ノルマ』などベル・カントの名作で名声を獲得。澄んだ高音と柔軟なビブラートを武器に、世界の主要オペラハウスで主演。 1988年にはフレディ・マーキュリーと共演した『Barcelona』で大きな話題を呼ぶ。 1992年バルセロナオリンピックの公式テーマ曲を歌唱。数々のレコーディングでグラミー賞を受賞し、2018年に逝去した。

モンセラート・カバリェソプラノ 2018年

1940年

ハービー・ハンコック

ジャズピアニスト

アメリカのジャズピアニスト・作曲家。モダンジャズの発展に寄与し、電子楽器の革新者としても知られる。

シカゴ出身のミュージシャンで、1950年代後半からマイルス・デイビス・クインテットのメンバーとして頭角を現す。 1960年代には自身のバンド『ヘッドハンターズ』を結成し、アルバム『Head Hunters』でフュージョンジャズの新境地を開拓。エレクトリックピアノやシンセサイザーを積極的に取り入れ、ジャズファンクやクロスオーバーの先駆者となった。映画『ラウンド・ミッドナイト』の音楽監督としてアカデミー賞を受賞し、グラミー賞を14回以上受賞。現在も演奏活動や教育活動を続け、ジャズ界に大きな影響を与え続けている。

ハービー・ハンコックジャズピアニスト