1925年

「陸軍現役将校学校配属令」公布。中学校以上の公立学校で軍事教練を開始。

中学校以上の公立学校に陸軍将校を配属し、軍事教練を導入する令が公布されました。
1925年4月11日、陸軍現役将校学校配属令が公布され、日本の中学校以上の公立学校で軍事教練が開始されました。 この令により、陸軍現役将校が教育現場に配置され、児童・生徒に基礎的な軍事訓練を施す制度が整備されます。 当時の国家主義的風潮が背景にあり、若年層への軍事的素養育成が社会的議論を呼びました。 軍事教練は国民精神統一や防衛力強化の観点で推進される一方、教育本来の学術自由とのバランスも問題視されました。 この制度は戦時体制下での国民総動員体制の一端を成す政策の先駆けとされています。
1925年 中学校 軍事教練
1962年

日本航空の労働組合が時限ストライキを決行。航空ストライキが日本国内で行われた初のケースとなる。

1962年4月11日、日本航空の労働組合が国内初の航空ストライキを実施しました。
日本航空の労働組合は、労働条件の改善を求めて時限ストライキを決行しました。当時、航空運輸業界での組合活動は珍しく、便の欠航や遅延が発生し、社会に大きな衝撃を与えました。このストライキは国内の労使関係において一つの転換点となりました。
1962年 日本航空 労働組合 ストライキ
1974年

官公労など81単産600万人がゼネラル・ストライキ。国鉄が初の全面運休。

1974年4月11日、官公労など81単産が全国規模のゼネラル・ストライキを実施した。
官公労(国家公務員労働組合)を含む81単産の組合員約600万人が同日ストライキに参加。 公共交通機関や郵便、電力などのサービスが大半で停止し、国鉄は史上初めて全面運休となった。 背景には賃金抑制や労働条件の改善を求める公務員の強い不満があった。 政府と労働組合の対話が促され、後の労働政策見直しにつながる契機となった。 全国的な静かな抗議活動として社会に大きな衝撃を与えた。
1974年 ゼネラル・ストライキ 国鉄
1996年

池袋駅構内大学生殺人事件おこる。

1996年4月11日、東京・池袋駅構内で大学生が殺害される痛ましい事件が発生しました。
1996年4月11日、東京都豊島区の池袋駅構内で大学生が何者かに襲撃され死亡する事件が起きました。事件当時の詳細な経緯や動機、容疑者の情報は公表されておらず、不明点が多いまま社会に衝撃を与えました。被害者やその家族は深い悲しみに包まれ、公共の場での安全対策強化が議論される契機となりました。事件の背景には当時の治安状況や監視体制の不十分さが指摘されました。現在も詳しい手がかりは少なく、駅利用者の安全意識を高める教訓として記憶されています。
池袋駅構内大学生殺人事件
2019年

1回目のフラワーデモが開催される。

性的暴力被害者を支援し、司法の対応改善を訴える「フラワーデモ」が初開催されました。
2019年4月11日、日本で初めて「フラワーデモ」が開催。 このデモは性暴力被害者への連帯を示し、警察や司法の対応改善を求める運動です。 参加者は花を手向け、静かに黙祷を捧げながら声を上げました。 デモは全国各地で広がり、被害者支援や社会認識向上に寄与。 SNSを通じて迅速に拡散し、性暴力問題への関心を喚起するきっかけとなりました。
フラワーデモ