04月11日の誕生日 - 科学者・研究者

1755年

ジェームズ・パーキンソン

(1755 - 1824)

医学者

イギリスの外科医・地質学者で、パーキンソン病を初めて記述した。

ジェームズ・パーキンソンはイギリスの外科医・地質学者で、『振戦麻痺に関する論文』を1817年に発表し、後にパーキンソン病と呼ばれる疾患を初めて記述した。1755年にロンドンで生まれ、医療活動と並行して化石収集や地質調査を行った。論文は神経学の基礎を築き、その功績は医学史に残るものとなった。晩年には政治改革運動にも参加し、社会問題に関わった。1824年に没した。

1755年ジェームズ・パーキンソン医学者 1824年

1798年

マセドニオ・メローニ

(1798 - 1854)

物理学者

イタリアの物理学者で、赤外線放射の研究に先駆的な業績を残した。

マセドニオ・メローニはイタリアの物理学者で、赤外線放射の実験的研究を先導し、メローニ熱電対を開発した。1798年にパルマで生まれ、パヴィア大学で学問に励んだ。赤外線の存在を実証し、熱電効果に関する測定技術を確立した。欧州各地で講演を行い、国際的に高い評価を得た。1854年に逝去し、その業績は現代の赤外線科学に繋がっている。

1798年マセドニオ・メローニ物理学者 1854年

1810年

ヘンリー・ローリンソン

(1810 - 1895)

楔形文字を解読

イギリスの東インド会社士官で、楔形文字の解読に大きく貢献したオリエンタリスト。

ヘンリー・ローリンソン（1810年-1895年）は、イギリスの東インド会社士官かつオリエンタリスト。彼はベヒストゥーン碑文の粘土板を研究し、楔形文字の読解に成功した。その業績により「アッシリア学の父」と称され、当時未解読だった古代メソポタミア文明の理解を飛躍的に進めた。駐在地のバスラなどで発掘調査を行い、多数の碑文を収集・解読。彼の研究成果は後の考古学や歴史学にも大きな影響を与えた。

1810年ヘンリー・ローリンソン楔形文字 1895年

1883年

穂積重遠

(1883 - 1951)

民法学者

日本の民法学者。大学教授として民法教育に尽力し、多くの後進を育成した。

1883年に生まれ、東京帝国大学で民法を学ぶ。大学教授として民法教育に従事し、多くの法学者を育成。民法の総則や物権法を中心に研究を重ね、主要著作として講義録を残す。戦前から戦後にかけて活躍し、日本の近代民法学の発展に大きく貢献。 1951年に逝去したが、その学説は今日まで法学界に影響を与え続けている。

1883年穂積重遠民法学者 1951年

1900年

秋山六郎兵衛

(1900 - 1971)

ドイツ文学者

日本のドイツ文学者。文学研究と翻訳を通じてドイツ文学の普及に尽力した。

1900年生まれ。東京大学（旧制）でドイツ文学を専攻。ゲーテやシラーなど古典ドイツ文学の研究を行い、評論や論文を発表。翻訳にも取り組み、作品を日本語で紹介して多くの読者に親しまれた。戦後は大学教授として後進の指導にあたり、文学研究の発展に貢献。 1971年に逝去。日本のドイツ文学研究の形成期を支えた研究者の一人。

秋山六郎兵衛 1971年

1908年

レオ・ロステン

(1908 - 1997)

作家、政治学者

作家政治学者

ユーモアと洞察に満ちた文学と政治学の研究者。

1908年、ポーランド系ユダヤ人の家庭に生まれる。アメリカに渡り作家として活動を開始。代表作『The Joys of Yiddish』でユダヤ文化をユーモラスに紹介。政治学者としても学術論文を発表し、評論家としても知られる。その幅広い知識とユーモアセンスで多くの読者を魅了した。 1997年に逝去。

レオ・ロステン作家

1911年

間中喜雄

(1911 - 1989)

外科医、東洋医学者

外科医東洋医学者

1911年間中喜雄外科医東洋医学者 1989年

1921年

田村芳朗

(1921 - 1989)

仏教学者、僧侶

仏教学者僧侶

日本の仏教学者・僧侶。

1921年田村芳朗仏教学者僧侶 1989年

1924年

ブルース・C・ヘーゼン

(1924 - 1977)

海洋学者

アメリカの海洋地質学者。

ブルース・C・ヘーゼンは1924年生まれのアメリカの海洋地質学者。大西洋中央海嶺の詳細な海底地形図を作製し、海底拡大説の証拠を示した。彼の業績はプレートテクトニクス理論の確立に大きく寄与し、地球科学に革命的な視点をもたらした。深海探査の分野でも指導的役割を果たし、多数の海洋調査航海を主導した。 1977年に逝去するまで豊富なフィールド研究を重ね、その成果は現代の海洋学研究においても基盤となっている。

ブルース・C・ヘーゼン海洋学者 1977年

1945年

ジョン・クレブス

生物学者

イギリスの動物学者。行動生態学の研究で知られる。

ジョン・クレブス（バークス男爵ジョン・リチャード・クレブス）は1945年4月11日生まれのイギリスの生物学者。動物の採餌行動に関する最適採餌理論を提唱し、生態学と行動学の発展に貢献した。オックスフォード大学で教授を務め、自然環境研究評議会(NERC)の会長も歴任。英国生態学会の会長を務め、学会の活性化に尽力した。行動生態学の基礎を築いたパイオニアとして国際的に高く評価されている。

ジョン・クレブス生物学者

1953年

アンドリュー・ワイルズ

数学者

イギリスの数学者。フェルマーの最終定理を証明し、数論に大きく貢献。

1953年、イギリスのケンブリッジに生まれる。幼少期から数学に興味を持ち、大学で数論を専攻。 1986年から秘密裏にフェルマーの最終定理の証明に取り組み、1994年に成果を発表。その後、プリンストン大学教授として研究と教育に従事。 2016年にはアーベル賞を受賞し、現代数学に不朽の功績を残している。

1953年アンドリュー・ワイルズ数学者

1954年

名和豊春

工学者、第19代北海道大学総長

工学者第19代北海道大学総長

1954年生まれの日本の工学者。北海道大学総長を務めた。

1954年名和豊春北海道大学