1815年
インドネシアのタンボラ山で過去最大規模の噴火が始まる。この影響により翌年は世界各地で夏のない年と呼ばれる異常気象となる。
タンボラ山の史上最大級の噴火が始まり、翌年の『夏のない年』を招いた異常気象を引き起こしました。
1815年4月10日、インドネシアのスマトラ島とジャワ島の間に位置するタンボラ山で史上最大級(VEI7)の大噴火が発生しました。火山灰や火山弾は数十キロメートルにわたり飛散し、津波や地震による被害も甚大でした。噴煙は成層圏まで達し、地球規模で気候変動を引き起こしました。噴火の影響で1816年には世界各地で異常低温が続き、『夏のない年』と呼ばれる飢饉や農作物の不作が発生しました。ヨーロッパや北米では霜害や飢饉が社会不安を招き、文学や文化にも影響を与えました。
1815年
インドネシア
タンボラ山
過去最大規模の噴火
夏のない年