明暦3年2月27日
徳川光圀が『大日本史』の編纂に着手。完成は250年後の1906年。
徳川光圀が日本史書『大日本史』の編纂を開始。250年をかけた大事業の第一歩でした。
1657年(明暦3年2月27日)、水戸藩主徳川光圀は『大日本史』の編纂を命じられ、編集作業に着手しました。本書は中国の正史にならい帝王や国家の歴史を編年体で記す大著で、完成までに約250年を要し1906年に全40巻で完成しました。江戸時代を通じて水戸学の中心的な研究対象となり、国家意識や尊王思想の醸成に寄与しました。編纂には多くの学者や藩士が参加し、文献収集や考証が徹底的に行われました。本書は日本史研究の基礎資料として高く評価され、現代まで学術的価値が認められています。
1657年
明暦
2月27日
徳川光圀
大日本史
編纂
1906年