治承3年3月2日

俊寛

(1143 - 1179)

真言宗の僧

真言宗の僧
平安時代末期の真言宗の僧。鹿ヶ谷の陰謀に関与し、鬼界ヶ島へ流罪となった。
1143年に生まれ、京都の三井寺で出家したとされる。 治承元年(1177年)、平清盛打倒を目指した鹿ヶ谷の陰謀に関与。 計画が露見し、同年に藤原成経・平重衡らとともに流罪を言い渡された。 流罪先の鬼界ヶ島(現在の鹿児島県近海)で厳しい環境に苦しみながら過ごす。 治承3年(1179年)3月2日、過酷な暮らしの中で没した。 その悲劇的な最期は後世の文学や演劇で取り上げられた。
1179年 治承 3月2日 俊寛 真言宗 1143年
1585年

グレゴリウス13世

(1502 - 1585)

ローマ教皇

ローマ教皇
教皇(在位:1572年–1585年)。グレゴリオ暦を制定したことで知られる。
1502年、イタリアのボローニャで出生。本名はウゴ・ボンコンパーニ。 1572年にローマ教皇に選出され、宗教改革への対抗を推進。 1582年にユリウス暦の改良版としてグレゴリオ暦を発布し、現在の暦の基礎を築いた。 学術や芸術の保護者としても活動し、ローマにアカデミーや研究機関を設立した。 1585年4月10日に没し、後継教皇シクストゥス5世が選出された。
1585年 グレゴリウス13世 ローマ教皇 1502年
1906年

ゲオルギー・ガポン

(1870 - 1906)

ロシア正教司祭

ロシア正教司祭
ロシア正教の司祭で労働者運動を主導し、1905年の血の日曜日事件で知られる活動家。
ゲオルギー・ガポン(1870-1906)はロシア正教会の司祭で、労働者の権利擁護を訴えた活動家。 1905年の血の日曜日事件では約15万人の労働者を率い、皇帝に請願書を提出した。 一時亡命先のイギリスで活動を続けた後、ロシアに戻り政府関係者とも接触した。 政治的立ち位置の変化により両陣営から疑念を抱かれ、最終的に暗殺された。 ロシア革命前夜の社会的緊張と民衆運動を象徴する人物である。
1906年 ゲオルギー・ガポン ロシア正教 司祭 1870年
1955年

ピエール・テイヤール・ド・シャルダン

(1881 - 1955)

カトリック司祭、古生物学者、思想家

カトリック司祭 古生物学者 思想家
カトリック司祭でありながら古生物学者、思想家としても知られる、20世紀を代表する知識人。
1881年にフランスで生まれ、パリでイエズス会の司祭として修道生活を送りました。 古生物学者として中国・北京原人の発掘調査に参加し、人類進化研究に貢献しました。 宗教と科学を統合する視点から『人間現象(Le Phénomène humain)』などの著作を執筆。 世界観の一元化を目指し、進化論と神学を結びつける独自の理論を展開しました。 生前は異端審問により著作発表を禁じられましたが、死後に研究が再評価されました。 1955年の没後、その思想は神学や哲学、科学の分野で広く議論されています。
1955年 ピエール・テイヤール・ド・シャルダン カトリック 古生物学者 1881年
2010年

ミロン

(1957 - 2010)

聖職者、ポーランド正教会大主教

聖職者 ポーランド正教会大主教
ポーランド正教会の大主教として宗教界を率いた。
1957年生まれ。ポーランド正教会において大主教の位に就き、教区を統括した。信教の自由やエキュメニカル運動に関心を寄せ、教会間対話を推進した。地域社会への奉仕活動にも取り組み、多くの信徒から敬愛された。2010年4月10日に逝去した。
ミロン ポーランド正教会 1957年
2017年

羽鳥明

(1920 - 2017)

福音派牧師

福音派牧師
日本の福音派牧師。教会運営と伝道活動に献身した。
1920年生まれ。戦後、福音派教会の設立と発展に大きく貢献。聖書研究や講演活動を通じて多くの信徒を育成した。国内外の宣教活動にも参加し、国際的な交流を促進。教会コミュニティの精神的支柱となった。
2017年 羽鳥明 福音派 1920年