04月10日の誕生日 | calendar.web-standard.org

1512年

ジェームズ5世

(1512 - 1542)

スコットランド王

スコットランド王として幼少期に即位し、英仏との複雑な国際関係を扱った。ルネサンス文化の保護者でもあった。

1512年4月10日、スコットランド王ジェームズ4世とイングランド王女マーガレット・チューダーの次男として生まれた。 1513年のフローデンの戦いで父を失い、幼少期より摂政政府が王国を統治した。成年後はイングランドとの抗争や国内の有力貴族との抗争に取り組んだ。 1537年にフランス王女マドレーヌと結婚し、後にメアリー・オブ・ギーザと再婚して国際関係を重視した。学芸に造詣が深く、ルネサンス文化を保護したパトロンとしても知られる。 1542年にファルクロード宮殿で急逝し、生後まもない娘メアリーが女王となった。

1512年ジェームズ5世スコットランド王 1542年

1583年

フーゴー・グロティウス

(1583 - 1645)

政治家、法律家

政治家法律家

オランダの法学者・政治家。国際法の父と称される。外交官としても活躍。

1583年4月10日、オランダのデルフトに生まれた。幼くしてラテン語や古典教育を受け、ライデン大学で法学を修めた。 1625年に法学教授に就任し、後にストックホルム公使として外交に貢献した。『自由海論』で海洋航行の自由を主張し、海洋法の礎を築いた。『戦争と平和の法』で国際法の理論を体系化し、「国際法の父」と称された。その学説は現代の国際関係や人道法にも影響を与え続けている。

1583年フーゴー・グロティウス政治家法律家 1645年

1651年

エーレンフリート・ヴァルター・フォン・チルンハウス

(1651 - 1708)

哲学者、数学者、磁器製作者

哲学者数学者磁器製作者

ドイツの哲学者・数学者。初期磁器製造技術の研究者でもあった。

1651年4月10日、ドイツのバイロイト近郊で生まれた。ライプニッツらと交流し、微分方程式など数学の研究を進めた。哲学的著作も残し、認識論や形而上学に関する議論を展開した。磁器の生成過程に着目し、ヨーロッパにおける硬質磁器製造の先駆者となった。領主ハウスに仕え、技術顧問として実験と研究を指揮した。 1708年4月10日に没し、多岐にわたる学術的成果を後世に残した。

1651年エーレンフリート・ヴァルター・フォン・チルンハウス哲学者数学者磁器 1708年

元禄10年閏2月19日

相馬尊胤

(1697 - 1772)

第7代相馬中村藩主

江戸時代中期の大名、第7代相馬中村藩主。藩政改革に取り組んだ。

1697年（元禄10年閏2月19日）に生まれ、第7代相馬中村藩主を継いだ。財政難の克服を目指し、検地や年貢制度の見直しを実施した。新田開発や水利事業を推進し、農業生産性の向上に努めた。藩校の設立を支援し、学問の振興にも力を注いだ。江戸幕府や隣藩との調整を行い、領内の安定を図った。 1772年に没した後も、藩の基盤強化に寄与した功績が評価されている。

1697年元禄 2月19日相馬尊胤相馬中村藩主 1772年

1713年

ジョン・ホワイトハースト

(1713 - 1788)

時計職人、科学者

時計職人科学者

イギリスの時計職人・科学者。地質学と地球科学の先駆者。

1713年4月10日、イングランドのチャーニーで生まれた。時計製造技師としてキャリアを積む一方、自然哲学に強い関心を寄せた。 1778年に『地球の起源に関する研究』を発表し、火成岩起源説などを論じた。王立協会フェローに選出され、学術界で高い評価を受けた。水路や排水事業の技術顧問を務め、実地での地質観察を行った。 1788年に没し、地質学の発展に大きな影響を与えた。

1713年ジョン・ホワイトハースト科学者 1788年

1769年

ジャン・ランヌ

(1769 - 1809)

軍人、元帥

軍人元帥

フランス革命戦争・ナポレオン戦争期の元帥。勇猛果敢な将軍として知られる。

1769年4月10日、フランス南西部のレトゥールで生まれた。志願兵として軍に入り、リーベルヌの戦いなどで頭角を現した。ナポレオン・ボナパルトの側近として重用され、多くの戦いで指揮を執った。アウステルリッツの戦いやアスペルン＝エスリンクの戦いで重要な役割を果たした。 1809年に戦傷がもとで逝去した。その統率力と勇敢さから「剛腕の友」と称えられた。

1769年ジャン・ランヌ軍人元帥 1809年

1794年

マシュー・ペリー

(1794 - 1858)

軍人

アメリカ海軍の士官。日本開国を実現した黒船来航の指導者。

1794年4月10日、ロードアイランド州ニューポートで生まれた。 1813年より海軍に従軍し、米英戦争に参加した。蒸気軍艦の導入を進め、近代海軍の発展に寄与した。 1853年に率いた「黒船」が日本に来航し、翌年の日米和親条約締結を主導した。これにより日本の開国と明治維新への道が開けた。 1858年に逝去し、国際交流史に大きな足跡を残した。

1794年マシュー・ペリー 1858年

1796年

ジェームズ・ボウイ

(1796 - 1836)

アメリカテキサス州の開拓者、軍人

アメリカテキサス州の開拓者軍人

アメリカ・テキサスの開拓者・軍人。「ボウイナイフ」の名で知られる。

1796年4月10日、ケンタッキー州クロスフォークスで生まれた。若くしてテキサスに移住し、フロンティアの開拓に尽力した。 1827年の砂州の戦いで見せた戦闘能力から「ボウイナイフ」を発明した。 1836年、テキサス革命に参加し、アラモの戦いで壮烈な最期を遂げた。野性的な戦士像と伝説的なナイフはアメリカ西部開拓の象徴となった。その生涯は多くの作品で語り継がれている。

1796年ジェームズ・ボウイアメリカテキサス州開拓者 1836年

寛政10年2月25日

榊原政養

(1798 - 1846)

第4代高田藩主

江戸時代後期の大名、第4代高田藩主。藩政改革に努めた。

1798年（寛政10年2月25日）に生まれ、第4代高田藩主を継承した。藩財政の立て直しを図るため、年貢制度や検地の見直しを実施した。新田開発や水利工事を奨励し、農業振興に取り組んだ。藩校の設立を支援し、武芸と学問の教育に力を注いだ。幕府や隣藩との交渉を通じて、領内の安定を維持した。 1846年に没し、土台を固めた藩政の成果は後世に受け継がれた。

1798年寛政 2月25日榊原政養高田藩主 1846年

寛政11年3月6日

松平近訓

(1799 - 1852)

第8代府内藩主

江戸時代後期の大名、第8代府内藩主。学問と産業振興に力を注いだ。

1799年（寛政11年3月6日）に生まれ、第8代府内藩主に就任した。藩財政の健全化を目指し、産業振興や商業政策を推進した。郷校を整備し、藩士の教育制度を充実させた。治水工事や道路整備に取り組み、領内の交通網を改善した。豊前国の特産品を他藩や江戸へ輸出するなど経済活性化を図った。 1852年に逝去し、地域社会の発展に寄与した。

1799年 3月6日松平近訓府内藩主 1852年

1808年

オーギュスト・フランショーム

(1808 - 1884)

チェリスト、作曲家

チェリスト作曲家

フランスのチェリスト、作曲家。パリ音楽院で学び、ショパンと共演した。

1808年パリ生まれ。パリ音楽院でチェロを学び、1828年に首席で卒業。ショパンと親交を深め、彼のチェロソナタを初演。ソロや室内楽で活躍し、パリ音楽院管弦楽団（Société des Concerts du Conservatoire）の創設に寄与。多くのチェロ二重奏曲や練習曲を作曲し、チェロ奏者の発展に貢献。 1884年に亡くなるまで、演奏・教育の両面で後進を指導。

1808年オーギュスト・フランショームチェリスト作曲家 1884年

1827年

ルー・ウォーレス

(1827 - 1905)

政治家、軍人、作家

政治家軍人作家

アメリカの軍人、政治家、作家。小説『ベン・ハー』の作者として知られる。

1827年インディアナ州生まれ。南北戦争では北軍将軍として従軍し、シェナンドー渓谷の戦いで重要な指揮を執る。戦後はインディアナ州知事代理やニューメキシコ準州知事を務める。外交官としてオスマン帝国にも赴任し、米国政府を代表。 1880年代に執筆を始め、小説『ベン・ハー』（1880年刊）が大ヒット。聖書に基づく物語で数百万部を売り上げ、後に映画化もされる。文学と政治、軍事の分野で幅広く活躍した多才な人物。

1827年ルー・ウォーレス作家 1905年